失踪していた父・五郎(高橋克実)が、謎の少年(齋藤潤)と共に帰ってきました
〈以下ネタバレあります〉
経営難のおおば湯を何とかするために、全国の銭湯を巡ってヒントを探していたと言う五郎は、旅先で出会った銭湯に興味があるという少年をおおば湯で働かせたいと思い、連れて帰って来たのだと言います
吾郎のマイペースさに苛立ちながらも、少年を受け入れた七苗(川口春奈)たちでしたが、その少年は何か訳ありの様子で心を閉ざしていました
そんな中、五郎は七苗たちが進めるおおば湯リニューアル計画に難色を示します
しかし、このままでは廃業になってしまう…
陽太(木戸大聖)も加わって説得することに
その後、少年の名前が「九吾」だと判明
その名により、少年が三姉妹の弟だとわかります
長野で、出て行った母(堀内敬子)と祖母と暮らしてた九吾。
母は3年前に亡くなり、それからは祖母と二人暮し、その祖母も亡くなり、五郎に連絡が来たのでした
目の前の姉たちを、母を捨てた家族だと思っていた九吾。
家を出て行った後、妊娠に気づいて九吾を一人で育てた母
五郎は家族に馴染める時間が必要だと、今まで九吾のそばにいたのでした
心を開けない九吾に寄り添い面倒をみる陽太。
彼は九吾にアドバイスします。
「本当に1人でやって行きたいなら、人を頼れ」
中々、いいこと言うね、陽太
八海(畑芽育)の20歳の誕生日を祝う会が開かれ…
五郎が寿司桶に入ったちらし寿司を作ります🍀*゜
(これは母のレシピで作ったものでした)
皆が集まる中、五郎は皆に頭を下げます。
「喧嘩ばかりしてこのままじゃ娘にも当たってしまうと言って、母さんは出て行った、俺がどうしようもなかった、済まなかった」
私は海外に行かないで迎えに行けばよかったと六月(木南晴夏)。
着いてくるって聞かれたのに、残ると言ったと七苗
皆それぞれに母に思いを残す中、九吾は「明日長野に帰って、どうするか考える」と、ようやく少しだけ心を開くのでした
寿司を食べた九吾は「お母さんの味」と言います
母のレシピノートを八海に差し出す五郎。
それには母の手料理のレシピが書き記してあったのです
八海が2歳の時に母が出て行ったので何も覚えていない八海は九吾に「お母さんの話、聞かせて」と言うと…
九吾は話し出します
いつもああ忙しいって口ぐせのように言ってた。
洗濯したら太陽に向かって拝んでた。
みんな元気でありますようにって
きっと毎日お前たちを思い出して無事を祈っていたんだろうなぁ…
五郎の言葉が皆の胸に沁みます
コウタロウ(松下洸平)の弾き語りでハッピーバースデーを歌い、八海にケーキが渡されます。
続いて九吾にも
3日遅れのバースデー。
合同の誕生会は楽しく過ぎていきます
八海が上げたSNSでは、コウタロウの顔がどアップに
これがきっかけで、コウタロウの過去がわかりそうで…
なんだかちょっと不安です
この緩やかな幸せが末永く続きますように