かつて自分を捨てた母親(小田茜)から「まるで潰れたがんもどき」と言われたかつ子(三浦透子)
〈以下ネタバレあります〉
街の住民たちにも「実写版貧乏」と言われ蔑まれていても、日々黙々と内職をして、伯母夫婦を養っています
かつ子のことが大好きなリカーショップのオカベ(渡辺大地)は、彼女の誕生日プレゼントを買うために、半助(池松壮亮)とタツヤ(仲野太賀)と連れ立って街に繰り出します
そこで半助は元カノの永田(佐津川愛美)と偶然に再会します
そんなある日、かつ子の伯母・妙子(広岡由里子)が検査入院をすることになり、かつ子は酒癖の悪い伯父の京太(岩松了)と二人暮しをすることに
散々女として魅力がなくて、マスクを折るくらいしか脳がないとか悪態をつく京太は、かつ子を性のはけ口にします
嫌な予感通りの展開で、本当にやりきれない…
その後、かつ子はオカベの店に顔を出しますが…
何も言えずに帰って行きます
一方、オーダーメイドでスーツを作って意気揚々と家に帰ったタツヤは、母親(坂井真紀)と弟妹たちが出て行ったことを知ります
前日、母親とまた兄のことで揉めたタツヤでしたが…
母を想うタツヤに対する、それはなんとも悲しい仕打ちでした
それにしても、出て行ってどうするのかなぁと思いましたが
そして、かつ子の妊娠が発覚
「相手は誰だ」といきり立つ妙子でしたが…
このエピソードは来週も続くようですが、今回もまた、やりきれないお話で
救われない話ばかりと思いながらも、何処かで救いを求めて、また見てしまうんですよね
それは、クドカンさんの脚本の妙なのか、俳優たちの名演の賜物なのかもしれませんが