晴原(山下智久)の亡き婚約者で、SDMの考案者である園部灯(本田翼)、５年前の関東南部豪雨において彼女の避難指示により多くの命が失われたという週刊誌の記事が出ます
〈以下ネタバレあります〉
園部(舘ひろし)は、SDMの正式運用に異を唱える者たちの妨害工作だろうと予想、実際にこの記事によって正式運用は見直されることに
そこで、SDMの意義を世間に知らしめるために独自の防災活動を始めます
子供たちの防災教育のため、半年前に台風の被災があった地域へ向かうSDMメンバー。
しかしそこは、雲田(出口夏希)野地元であり、雲田の姉・真希(石井杏奈)が市役所の担当者として現れます
彼女は、雲田とともに３年前につむじ風によって被災し、その後車椅子生活を送っていましたが、雲田は自分だけ無事で気まずい関係になっていたのです
子供たちの中には、半年前の台風によってソフを亡くした経験を持つ10歳の少女・迫田実花と、彼女を気遣う幼なじみの根岸航平の菅田がありました
雲田は実花のために何かをしてあげたいと、実花の持っていたぬいぐるみを補修、しかしそれが引き金となり過呼吸になってしまう実花
助けたいという思いが強すぎて、から回ってしまう雲田は、どうしていいかわからず、晴原に相談します
晴原は言います。
「そのままでいい、そばでエールを送ってくれる人がいる、こんな心強いことはない」
そんな中、晴原の解析により台風の影響でこの地域に危険が迫っていることが判明します
避難指示を早急に出すよう要請し、地元テレビ局の協力により、SDMが中継で注意喚起することに
「被災を経験している私が危機を知らせるのが、最も効果的です」と、雲田はテレビ出演を志願します
「私は災害を経験しています、目の前で傷ついた人がいます、あの時のことは忘れようとしても忘れられません、大切な人を守るために屋内に移動してください」
災害により傷ついた人の苦しみと、災害から助かった人の罪悪感という目に見えない苦しみ
２人は同じ痛みで繋がっている…
航平は実花の祖母の元へ危険を知らせに走り、竜巻に巻き込まれそうになりますが、晴原の作った防災マップにより安全な場所を確保、無事に実花の祖母の元へ。
航平の無事を聞いた実花はげんきを取り戻します
そして、子供たちにダブルレインボーを見せる晴原
その虹を見ながら、雲田姉妹は信頼関係を取り戻し、姉は元の行事に戻ることを決意、雲田はこれからもお節介を焼くよと告げるのでした
今回は雲田の姉への罪悪感を取り払った晴原
雲田を太陽みたいな人だと言う優吾(水上恒司)は、彼女の中に灯のおもかげを見ているのでしょうか
そして、ラストに新メンバーとして加わった沢渡(橋本じゅん)。
彼は総務大臣・立花(真矢みき)の夫
果たして、彼は何のために加わったのか
彼は敵か味方か
味方か面白くなって来ましたね