真樹(亀梨和也)の実家が放火され、浩一郎(仲村トオル)は意識不明の重体。
あろうことか、その日実家を訪れていた真樹が犯行を自白し、放火事件の被疑者として警察で取り調べを受けていたです
〈以下ネタバレあります〉
ニュースで真樹の逮捕を知った奏(石原さとみ)は驚きのあまり声を失います
さらに、支部長の大畑(高畑淳子)からこの件の担当を任されることに
奏と真樹は12年の時を経て、検事と放火事件の被疑者として対峙することに
第1回目の聴取では、浩一郎と二人で会い口論になって、置いてあったライターに火をつけ浩一郎めがけて投げたところ、カーテンに燃え移ったこと、火に巻かれた浩一郎を置いて逃げたと話すのみの真樹
しかし、その後の捜査で浩一郎がもう煙草は吸っておらず家にライターなどなかったことが判明。
そして、火元が二人が会ったという部屋ではなく、その部屋に隣接していたガレージだということ、そして現場から逃げ出す男を見たという目撃者まで出て来ます
真樹は誰かを庇っているのか
何にしろ肝心なところは黙秘をするため、聴取は遅々として進まず、奏は勾留延長を検討していると…
真樹が留置場で倒れて吐血します
すぐさま、真樹の主治医である貴志(安藤政信)の病院に入院することに
「今は誰かが付き添ってあげるべき」と貴志に言われた奏は付き添います
聴取で聞いた大学時代の恋人(=自分)への思いを改めて知った奏の心は揺れます
奏の手を取り、真樹は告げます。
「死ぬかもって思った時、奏に会いたいと思った、会いたくて戻って来たんだ」
そして…
「ねぇ、二人で逃げない」
悪魔のような囁きが奏の心を揺り動かします
死を覚悟した真樹は真犯人が誰かを知ってる
もしかして祐希(矢本悠馬)とか
まさしく、運命に翻弄されるかつての仲間たち
それにしても、ラストの逃避行に誘う亀ちゃんは、魔性の男でしたね
ゾクッとしました