三瓶(若葉竜也)の助手として、ミヤビ(杉咲花)が手術を執刀したことが問題になり、ミヤビの主治医・大迫(井浦新)は藤堂院長(安井順平)に猛抗議
〈以下ネタバレあります〉
看護師長の津幡(吉瀬美智子)もそれに同調します。
ミヤビは、大迫の言葉を胸に、まずは後遺症のある自分にしかできないことを探すことに
そんな中、サッカー強豪校でエースとして活躍する高校生の鎌田亮介(島村龍乃介)が試合中に倒れ、救急搬送されて来ます
検査の結果、右脳を損傷している亮介には身体の左側の感覚を全て失うという「左側半側無視」が残っていると判明
そんな状態ながらも、チームの仲間と全国大会を目指す亮介は、落ち込むどころか必至でリハビリに励みます
主治医となったミヤビはマンツーマンで亮介のリハビリに寄り添うのですが…
津幡からは「安易に希望を与えてはいけない」と言われるミヤビでしたが、ミヤビは「亮介くんの生き方は自身が決めるべき」だと主張します
やがてリハビリの成果が出て、日常生活には困らない程度までは回復するのですが、サッカーのように目まぐるしく左右を判断しなければならない競技には戻れない現実に打ちのめされる亮介は、次第にイラつきを抑えられなくなります
そして、病院を抜け出してしまいます
「主治医なんて無理です、彼女の病状を回復させるために患者を利用しないでください」と津幡に言われる三瓶でしたが…
ミヤビは自分の日記をめくり、亮介がいつも高架下でサッカーの練習をしていることをつきとめると、その場所に向かいます
亮介はそこで一人、練習していました
それにつき合うミヤビ。
二人して水たまりに滑り、泥だらけになりながらもボールを蹴り続けるのです
私も脳に障害があるの、明日になったら何も覚えてない。
それでも私は医者でいたいと思ってる。
自分の人生、諦めるの、悔しいから。
自分の可能性、自分で決めたいよね
努力すれば絶対叶うって、ずっと信じてやってきたんだ。
でも、サッカーやめろって言われて
サッカーを好きでいることまで諦めなくていいんじゃない
ミヤビの言葉が沁みます⭐️
そこへ、親友が駆けつけます
その後、テレビ観戦でチームを応援する亮介。
チームは亮介の作った戦略ノートを元に、決勝を勝ち抜けます
そして、テレビ越しに「亮介、見てるか~」と声をかけるのでした
亮介はミヤビに「先生が俺の事を忘れても、俺が覚えてるから」と告げます
ミヤビは笑顔になります
そんなミヤビを事故現場に連れて行った三瓶はミヤビに…
「僕に君の脳を調べさせてもらえませんか事故の少し前、僕達は婚約していました」と告げるのでした
何度となく三瓶にドギマギしていたミヤビ…
記憶障害であっても記憶の断片がどこかに残っているものなのか
中々興味深いですね
そして、今回も患者に寄り添うミヤビがとても素敵でしたね
そして周りを固める岡山天音さんや生田絵梨花さんはまだまだ謎だし…
何より厳格な津幡を演じる吉瀬さんが中々に迫力ありますね