生徒数が減り、存続の危機に陥る明律大学女子部は、宣伝のため、寅子(伊藤沙莉)らは法廷劇を上演することに
〈以下ネタバレあります〉
よね(土居志央梨)は、涼子(桜井ユキ)が書いた脚本を甘いと批判し、寅子とまたもや言い争いになります
本番の日、男子学生の妨害があり、法廷劇は中止に追い込まれてしまいます
その時の乱闘により怪我をしたよねを運んだ一同は、よねがバーでボーイとして働きながら弁護士を目指していることを知ります
そして、彼女本人の口から悲惨な過去を打ち明けられます
百姓の次女として生まれたよね、姉は先に売られ、次はよねとなり逃げ出した事。
姉の紹介で、男として生きたいよねはカフェでボーイとして働き始めたこと。
そんな中、姉が置屋の主人から身を売った金を搾取されていたことを知るよね
そんなところに現れた弁護士が、姉のためにその金を取り戻してくれたものの、姉は置屋にいられなくなり、男と逃げてしまったこと
残った金を見てぼう然としていたよねは、女子部の広告を見て、その金で入学したと言うのです
私はあんたらとは違う…
そう言うよねに、寅子たちは何も返せないままでしたが…
「毒まんじゅう事件を検証してみましょう」という寅子の提案に流されるように、皆で寅子の家でまんじゅう作りをすることになります
検証していくうちに、まんじゅうで人を殺すのは中々に困難だと結論が出ます。
「犯人の女が無知だったゆえだ」というよねに、涼子があの設定は学長の案で、実際はあの犯人の女は医者で、まんじゅうに仕込んだのはチフス菌だったと言うのです
「結局、可哀想な女に寄り添う女達を演じさせたかったのか、無意味だったな」と、益々憤るよね
「それは違うわね」
そこに口をはさんだのははる(石田ゆり子)でした
「今日があったからこうした結論に達した、仲間がいてよかったわね」
その言葉に「私は一人ぼっち、この仲間には入れない」と泣き出す花江(森田望智)
嫁と姑の争いを「別居しよう」と提案して収めた兄・直道(上川周作)。
しっかりと花江の味方になって、株を上げましたね
自分で選んだ道で泣き言を言うなと言うよねに、寅子は「弱音は吐けばいい、そのまま受け入れる居場所になりたい」と答えます
そんな寅子は「よねさんはそのまま嫌な感じでいてね」とも言うのでした
よねはカフェに来るお姉さん達に聞いたと言って、寅子に生理痛に効くツボを教えてくれたり…
それなりに心を開いていきます
そのままを受け入れる寅子は清々しくて、元気で、大好きですね
そうして寅子たちは女子部を卒業。
法改正もあり、女性も弁護士になれるようになり…
寅子、涼子、よね、梅子(平岩紙)、香淑(ハ・ヨンス)の5人は晴れて男女共学の法学部に進むことに
そこで出迎える岩ちゃん
ついに登場ですね
来週から、めちゃくちゃ楽しみなんですけど