殺人犯へ…
あなたを無罪にして差し上げます
〈以下ネタバレあります〉
殺人事件が起きます。
被害社は羽木精工社長・羽木朝雄(山本浩司)。
被告人は同車の従業員・緋山啓太(岩田貴教)
第一発見者の尾形(一ノ瀬ワタル)によると、緋山はその日残業、もう上がりたいと社長と口論に。
言い争いが終わるまで隠れていた尾形は、その後、何かが割れる音を聞き「片付けとけよ」と言い家に引き揚げた社長。
緋山は「殺してやる」と言ってハンマーを持ち、社長の後を追い、頭を叩いて殺害したと言うのです
公判前整理手続きでは、姫野検事(馬場徹)が４つの証拠を元に緋山の有罪を法廷で立証すると言います
入室が記録された防犯カメラ映像、現場についた指紋、被害者の爪の間から検出された緋山のDNA鑑定、第一発見者・尾形の証言。
紫ノ宮(堀田真由)は、新任の弁護士・赤峰(北村匠海)に「検察が出している４つの証拠では決定的な証拠にはならない、凶器か返り血を浴びたジャンパー、どちらかが見つかれば検察に有利な証拠になる」と言います
続けて、明墨(長谷川博己)は言います。
「依頼人が本当に罪を犯したかどうかは我々弁護士には関係ない、潰すんだよ、証拠を用意して有罪を立証するのが検察の仕事、我々弁護士は検察の出してくる証拠をただただ握り潰せばいいんだ
」
」その言葉通り、まずは現場に残った指紋が事件の前からあったものだと、被害者の息子・湊を証言台に立たせることにより証明します
湊くんが緋山を指さした時はドキドキしました
しかし後で、別の仲良しのお兄ちゃんとのエピソードとすげ替えていた事を、紫ノ宮は気づいていましたね
次に尾形の証言を崩します
明墨と赤峰は、競馬場通いの尾形に張り付き、彼の耳の病気を突き止めます。
検察官は病気のことを知っていて隠していたことも判明、彼の証言の信憑性は見事に砕け散るのでした
それが原因で数々の職場で退職に追い込まれたことを訴えたいなら、力になりましょう…
明墨にそう言われていた尾形
果たして、明墨とは善なのか
悪なのか
悪なのか中々面白いドラマが始まりましたね。
まさしく「ダークヒーロー」というタイトル通り。
凶器が出てきたけれど、それをどうやって潰すのか
殺人犯役の岩ちゃんにもワクワク
ということで、来週が楽しみですね
そしてもう一つ、対抗する検察のラスボスに野村萬斎さんっていうのが「日曜劇場」らしい配役だなぁと