横浜地検中央支部の検事・西村奏(石原さとみ)は、被疑者の取り調べに向かいながら、東京地検特捜部の検事だった父・辻英介(佐々木蔵之介)が亡くなった中学３年生の頃に思いを馳せていました
〈以下ネタバレあります〉
検事として正義を貫いていた英介が汚職事件に巻き込まれ、疑惑を残したまま命を落としたあの日以来、姓を替えて母の故郷・長野に移り住み、息を潜めるように生きてきた奏
父と同じ検事になろうと孤独に勉強に励む奏の運命を大きく変えたのは、国立信濃大学法学部に通う大学２年の夏のことでした
期末試験に臨む奏の隣に座った野木真樹(亀梨和也)は、驚く奏をよそにいきなり馴れ馴れしく接して来ます
その後も、真樹は何かと奏に絡んできて、自分の友人・森知美(宮澤エマ)、梅田祐希(矢本悠馬)、及川カオリ(田中みな実)を紹介します
そんな真樹のおかげで、心を閉ざしていた奏に初めて仲間ができます
「私たち友達でいようね、永遠に」
その言葉通り、奏は大自然溢れるキャンパスで青春を謳歌、初めて心から笑い、充実した日々を送ります
そして、これまで孤独に生きてきた奏と、父・野木浩一郎(仲村トオル)との折り合いが悪く、心から人を好きになった事がない真樹は次第に惹かれ合い、仲間には秘密の恋が始まります
カオリが真樹に惹かれていることに気づきながらも目を逸らし、初めての恋に溺れていく奏…
そんなある日、知美から奏の父の事件の真実を聞いたカオリは、奏との付き合いをやめさせようと真樹を呼び出します
車に乗せて爆走するカオリは、真樹に奏と別れるようにと迫るのですが…
コンビニに行って来ると言って中々帰って来ない真樹を待っていた奏は、カオリからの「サヨナラ」というメッセージに嫌な予感を感じていました
そこへ、知美が駆け込んできて、カオリが事故死したと聞くのでした
そして、この事件を機に、誓ったはずの友情も青春も一瞬にして終わってしまい…
その12年後。
奏は恋人の奥田貴志(安藤政信)にお弁当を届けに行って、ストレッチャーに乗せられて担ぎ込まれた真樹とすれ違うのですが…
彼女はまだ、それに気づくことはなかったのです
過去の壮絶な事件。
最後に真樹は「ごめん…」と言った後、何を言ったのか
そして、父の事件の真相は
ついに石原さとみさんの復帰作が始まりましたね
これからどう展開していくのか
ミステリアスな亀ちゃん…
中々、素敵でしたね
田中みな実さんとの絡みがめちゃくちゃ気になりましたけど