雨(永野芽郁)は、太陽(山田裕貴)から「桜まつりに打ち上げる花火の試験に合格した」と、嬉しい報告を受けます
〈以下ネタバレあります〉
トップバッターが陽平(遠藤憲一)で、太陽の花火はその次。
大喜びの雨は「どんな花火」と尋ねると太陽は「俺の人生で一番大切だった10秒間かな」と答えます
桜まつり当日。
雨は司(白洲迅)に頼み、霞美(真飛聖)が入院している病院まで車を出してもらいます
雨は、触覚を失い、もうすぐ視覚も失うことを霞美に打ち明けます
雨のために何も出来ないと泣きじゃくる霞美に「お母さんの笑顔が見たい」と言う雨
霞美は泣き笑いのような表情になって
「雨、お母さんの子供に生まれてきてくれてありがとう」と言うのでした
その頃、花火大会の会場では、太陽たち朝野煙火工業の面々が打ち上げの準備をしています。
離れた場所で、その様子を見ていた千秋(松本若菜)は「太陽の作った花火を見届けたなら、もう思い残すことはない」と日下(斎藤工)に告げます
雨は、霞美と別れて司とともに会場に向かいます
しかし会場では、次第に分厚い雲が広がり、強い風が吹き始めていたのです
そんな中、テントを直そうとした太陽が花火の下敷きになってしまい、病院に運ばれる事態に
同じ頃、雨と司は降り出した雨の中、渋滞に巻き込まれ立ち往生
病院で目覚めた太陽から「絶対に花火を打ち上げるから、約束の場所に来て」と連絡を受けた雨は、そこから歩いて行くことにします
私も太陽くんもこの夢だけは諦めない、と司に強く語る雨
司は春陽(出口夏希)に電話をすると「雨ちゃんを支えてあげて、未来に後悔を残しちゃダメだ」と告げます
太陽は病院で日下と千秋を呼び出し「なんとかこの雨を止めて」と懇願しますが、日下は「私たちにそんな力はありません」と言うばかり
すると千秋が「神との約束を破ったら、私は月に溶けるんですよね、月が出るってことは晴れるってこと」と言い出します
その意味がわかる太陽は「やめて」と叫びますが、千秋は「私はあなたのお母さんなの」と告白してしまいます
奇跡が起こり雨が上がります
陽平は太陽の希望通り「雨ちゃんに花火を見せるため」と、中止に傾いていた花火関係者に「8時までに花火を上げたい」と願い出ます
雨は必死で歩きますが、転んでしまいます
そんな雨に手を差し伸べる春陽
「酷いことを言ってごめんなさい」と言う春陽に、雨は「私たちは相思相愛だから」と笑顔を見せます
皆の協力を得て、ついに雨は太陽の元へたどり着き、花火を見れることに
あと10分、3分…
刻々とタイムリミットの8時に近づく中…
太陽は「俺の10秒間はあの日なんだ、初めて声をかけた赤い傘の思い出の日」
あの傘をイメージして作ったんだ
同じ色だといいな
来たよ~赤い色の花火
きれい~~
そう言う雨は花火とは違う方向を向いていました
ギリギリセーフだったよ
同じ色だったよ。
どうして泣いてるの
間に合わなかったことに気づきながらも、太陽は「雨に花火を見せることができて嬉しくて、ごめん、泣いちゃって」
必死で嘘をつく太陽に、もう涙腺崩壊
人生一番の笑顔で「夢が叶った」と嘘をつく雨には、もう何も見えてはいませんでした
永野芽郁さんと山田裕貴さんだったから、このドラマ、見続けていたのです
見続けていて、良かった♥️
このシーンを見れただけでも、価値はありましたね
来週、最終回。
どんな結末になるのか
五感を失っても、心で会話ができたなら、一人じゃなくなる…
ファンタジーなら、とことんなんでもありで、そんなことになればいいのに