正直不動産２ ⑨

営業成績NO.1に異常にこだわる神木(ディーン・フジオカ)は、サブリース契約を結んでいるオーナーたちから違法スレスレのやり方で利益を得ようとします

〈以下ネタバレあります〉

そんな神木に危うさを感じる花澤(倉科カナ)は、神木を止めようと月下(福原遥)に協力を求めます

永瀬(山下智久)と月下は、登坂(草刈正雄)から、神木がNO.1に固執するきっかけとなった過去の事件について聞きます

15年前、突然、悲しい事故で妻と子を亡くした神木…

その朝、息子と「パパも会社で一番になる」と約束したことがずっと彼の心を縛りつけていたのです

それ以来、人が変わったようになり、NO.1に固執するようになった神木。

その悲しい過去に、永瀬も月下も打ちのめされます

美波(泉里香)に励まされ、石田(山崎努)からも「君しかいない」と言われた永瀬は、葉山(笹野高史)たちアバートのオーナーたちを集めると、ミネルヴァに立ち向かおうと呼びかけます

そして、ミネルヴァの神木に訴訟も辞さぬ覚悟で臨むことに

「最高裁で判例が出てる」を盾に一歩もひかない神木たち

鵤(高橋克典)まで出て来て「勝手にしろ」と言うのですが…

神木は永瀬に「何故皆のためにこんなことをするのか」と尋ねると、永瀬は答えます。

「１位よりもっと大切なことを見つけたんです」

「それは何だ」

「ご自分で考えてください」

結局、今回の件はミネルヴァが折れて、違約金を取らずに解約することに。

花澤は神木にNO.1にこだわる理由を尋ねると…

「１位じゃないと妻と息子が消えてしまうんだ…」

神木の心は、15年前に妻と子を失って以来ずっと、壊れているのでした

悲しいおディーン様

「あの人といると居心地がいいんだ」と、月下に打ち明ける永瀬。

いよいよプロポーズかと盛り上がる中、美波にニューヨーク異動の話が

そして、十影(板垣瑞生)に近づく神木…

いよいよ最終話。

永瀬は押し寄せる波乱を乗り切れるのか

嘘をつけない男の活躍も見納めなんですね

寂しい限りですね