タケシ(三浦獠太)が新しいマネージャーとなって2か月。
新居への引っ越しも決まり、スズ子(趣里)にアメリカ公演の話が舞い込みます
〈以下ネタバレあります〉
羽鳥(草彅剛)は前向きな一方で、スズ子は娘の愛子(小野美音)と長期間にわたって離れ離れになることが心配でした
愛子もアメリカに行かないでと駄々をこね、スズ子は麻里(市川実和子)に相談することに。
すると、麻里は「あなたの中ではもう決めてるはず。ただ背中を押して欲しいだけ。あなたは母であると同時に、福来スズ子なのよ」と言うのでした
そして、スズ子はアメリカ公演を引き受け、お見送りショーを開きます。
そこにはいつものようにおミネ(田中麗奈)たちの姿もあり、福来スズ子は今や日本を代表するスターなのでした
アメリカに行って3か月。
新居に引っ越す愛子と大野(木野花)にスズ子は手紙を書きます。
ようやく母のいない寂しさに慣れた愛子から「頑張って」という返事が来るようになります
一回り大きくなって帰って来たスズ子は、新居で少し大きくなった愛子を抱きしめます
その1年後、スズ子の元にがんを患っていた梅吉(柳は都市)がもう長くないと電報が届きます
愛子を連れて香川に帰るスズ子。
愛子は六郎の残した亀を可愛がり、梅吉はそんな愛子と亀の写真を撮ります
「梅吉さんがカメラを向けると不思議にええ笑顔になるんよ」と叔母が言うように、愛子もいい笑顔をしていました
その夜「本当の娘やないっていつか言うてくれると思てたけど、言わんかったなぁ」とスズ子が眠っている梅吉に語りかけると…
実は起きていた梅吉が答えます。
「必要ない。ほんまの子やけん。お前とは血より濃い心と心で繋がってるんや」
そうして、二人で「父ちゃんブギ」を歌います
家族4人の楽しかった日々が、走馬灯のように流れます
朝から号泣でしたね
梅吉は旅立ち…
葬儀に、スズ子の産みの親であるキヌ(中越典子)もやって来ます。
息子二人に付き添われてきたキヌと、しばし、話をするスズ子
息子たちはキヌが有名人と知り合いだなんてと感激します。
そして、別れ際に「また会いましょね」と言うスズ子
愛子に「あのおばちゃんは誰」と聞かれたスズ子は…
マミーのマミーや。
愛子のおばあちゃんや
と答えます。
その言葉を背中に受けて振り返ったキヌは、深くお辞儀をするのでした
何とも切ない、でも素敵なシーンでしたね
東京に戻ってきたスズ子は、愛子にキヌからもらった実の父親の形見の時計を贈ります。
「愛子が持ってるのが一番ええんや」と
愛子はとても気に入ったようでした
梅吉父さんとの悲しい別れ…
でも「父ちゃんブギ」は、よかったですね
梅吉父さんらしい最期でした
柳葉敏郎さん、お疲れ様でした