令和でカウンセラーをしている小川(阿部サダヲ)の元に、渚(仲里依紗)が同期の羽村(ファーストサマーウイカ)を連れてやって来て…
〈以下ネタバレあります〉
憧れの大物脚本家・エモケンこと江面賢太郎(池田成志)と念願のドラマを作ることになった羽村でしたが、その打ち合わせでの出来事に悩んでいると言います
ずっと過去の自慢話ばかり聞かされて、正直、会わなければよかったと幻滅していたのです
そんな羽村とともに小川はエモケンとの打ち合わせに同席することになり…
昭和のおじさん同士、意気投合するのですが、小川は9年後に死んでしまう純子の運命にショックを受けていて、実際のところそれどころではなかったのです
一方、昭和では純子(河合優実)が中々家に帰って来ない小川の事を気にして、何度かサカエ(吉田羊)のスマホから電話していたのですが、それすら無視する小川
そんな時、小川と純子の運命を知った秋津(磯村勇斗)が、嫌がる小川を井上(三宅弘城)の元に連れて行きます
そこで、きちんと自分の意思でタイムマシンであるバスに乗り、ようやく昭和に戻ることに
久しぶりに戻って来た小川とハグをする純子は嬉しそうで…
その夜、寝静まった中、サカエに運命を知ってどうしたらいいかわからないと悩みを打ち明ける小川に…
サカエは言います。
「その時考えるのはどう今は好きに生きたらどうだろうまだ9年もある」
その言葉に、小川は純子を連れて令和へとやって来ます
「こっちの世界で世話になってる人」と言って、渚とゆずる(古田新太)を紹介する小川でしたが…
(今は亡き愛妻を前にして)号泣するゆずるが、切ないものの…
もう亮ちゃんじゃないんかいと思ってしまうのでした
そんな中、松村雄基(本人)とともに令和世代と昭和世代の違いを揶揄するクイズ番組に出る小川。
見学に来た純子は、その番組で「古臭い」とバカにされている小川を見て大激怒
「親父の話をちゃんと聞けよ晒しもんじゃん親父をコケにできるのは娘の私だけ」
純子の行動に喜びながらも、小川は「17歳だから真剣に受け止める」と歌い出します
令和世代に向けて「そんな君たちもいつか歳をとる。おじさんが昔話するのは17歳に戻りたいから、そして戻れないから」
「私は今、17歳、まだ何者でもない私はまだ、17歳、昔話のネタがない」
河合優実さんの歌声が美しい
その頃、昭和ではキヨシ(坂元愛登)のハガキがラジオで再び読まれ…
最初は心を開かなかったサコウ(榎本司)がついにドアを開けてくれるのでした
渚とともに令和を満喫する17歳の純子…
そして、オワコンだったエモケンの新作ドラマが気になりますね
17歳の時の自分に思いを馳せたりして…
このドラマ、やっばり面白いですね