倫子(小芝風花)は、打ち掛けの裾を踏まれて倒れてしまったお知保(森川葵)を心配して、駆け寄ります
〈以下ネタバレあります〉
そして、女中たちを糾しますが、逆に家治(亀梨和也)の子を宿せないことを揶揄されてしまいます
そこへやって来た家治は、次第を聞き松島(栗山千明)に然るべき処分を与えるよう命じます
倫子は家治の寵愛を受けるものの、一向に身ごもる気配がなく焦っていました
心配するお品(西野七瀬)に、倫子は「上様と家族を作り、愛する人の子を自分の手で育てたい」と告げます
そんな倫子のためにお品はいつもの蔵で、倫子の食事について葉山(小関裕太)に相談。
しかし相談を終え、それぞれに蔵を出るお品と葉山の姿を、お知保の裾を踏んだ咎で処分を受けた朝霧(華耀きらり)に見られてしまい…
程なくして、お知保は若君を出産
祝いを述べる倫子に、家治は「子などいらん、まだ、会ってない」と言います。
「私に気を遣わないで会ってきてください」と言われた家治は、ようやくお知保の元へ行き「よく頑張ってくれた」と労います
松島は家治に、御台に無理をさせないためにも若君の名を「竹千代」にすべしと進言
竹千代とは後継者に代々続く幼名で、お世継ぎ争いに巻き込むまいとの思いで、家治はそれを受け入れます
しかし、それは倫子には家治が自分との子を諦めたものと思えて、竜胆を愛でる家治に「私は母にはなれないのでしょうか、上様の子を成して幸せな家族を作りたいのに」と言ってしまいます
それに、悲しそうな顔で「わしとだけではダメか…」と言って、その場を去って行く家治でした
その頃、大奥の頂点に上り詰めた松島は田沼(安田顕)に「もうそなたの指図は受けぬ」と訣別
田沼の怒りを買った松島。
ただでは済まない気がしますが
そんな時、松平定信(宮舘涼太)から文が届きます。
「倫子さまは今のままで素敵です」という文に慰められた倫子は、松島が「若君は乳母が育てるものです」と、お知保から竹千代を取り上げているところに遭遇
可愛い赤子を見つめた倫子は「子は国の宝」と語っていた家治の言葉を思い出し、「元気に育つのですよ」と声をかけます
そして、竜胆を愛でる家治の元へ。
「上様、申し訳ございませんでした」と詫びます
私は自分を見失っておりました。
子は欲しい、母にはなりたい。
でも一番は上様の妻であること。
誰の子であろうと、子は宝。
心から愛する方と出会えた私は、果報者でございます
家治は愛おしそうに倫子を抱きしめるのでした
ずっとお香の香りが気になっていたお品は、葉山に調べてもらうとそれには子が生まれにくくなる薬が入っており…
焚いていた付き人・お梅(小南満佑子)に詰め寄るお品でしたが、逃げられてしまいます
そのお梅が逃げ戻った先は、何と定信のところで…
彼は父(陣内孝則)に「家治の血を根絶やしにせよ」との遺言を死の間際に聞いていたのでした
子供の頃からトンボの羽をむしり取るとか…
恐ろしい面も持ち合わせている定信。
舘様の怪演が、恐ろしい
そのせいか、倒れてしまった倫子
そして、松島への反撃を開始する田沼は高岳(田中道子)に近づきます
高岳の付き人がお品と葉山の密会現場を目撃しており、これからのヤバい展開は必定
松島とお知保が味方になる流れだったりして…
ということで、来週も楽しみです