「私はカズくんと結婚しない
」
」自分たちのせいで一馬(濱田岳)が芸人を辞め、それに反対して龍之介(石塚陸翔)が家出をしたことに責任を感じた瞳(奈緒)は、そう宣言
〈以下ネタバレあります〉
一馬はショックを受けるものの、瞳の胸中を察して受け入れます
同じ頃、人生ノートを書き終えた雅彦(木梨憲武)は、一度は受け入れた死を前に、やはり瞳と別れたくないと阿波野(光石研)に打ち明けます
一方で、日に日に症状が悪化していることでこれ以上は隠し通せないと、雅彦は中井(矢柴俊博)と加賀屋(葵揚)にすい臓がんであることを告白。
治療は受けないとという雅彦の強い覚悟に二人は言葉を失います
一馬との婚約を解消し、心置きなく雅彦のことに集中できると思っていた瞳でしたが、仕事をしていても家事をしていても、心は落ち着かず眠れない日々を過ごすことに
雅彦もまた、破談になったと聞いて素直に喜べず、モヤモヤした気持ちを抱えて、日々強くなる痛みと闘っていました
そんな中、瞳を元気づけようと岸(深澤辰哉)が訪ねてきます。
その優しさに触れ、友だちっていいもんだと思いつつ、瞳は自らを奮い立たせて助産院に向かうのですが…
職場で何と、倒れてしまいます
病院に駆けつける雅彦
ストレスが原因と言われ、全てを一人で抱え込んだために、張り詰めていた糸が切れたようでした
「かずまるに会いたいだろ
」と言う雅彦に「会いたいけど、会わない方がいいのかなぁって」…
」と言う雅彦に「会いたいけど、会わない方がいいのかなぁって」…「俺、かずまるのこと、嫌いじゃないよ。龍之介も可愛いし」と言う雅彦に、笑顔を見せる瞳でした
そんな頃、コンビニで再び岸と鉢合わせた一馬は、岸に「美奈子ちゃんと二人が友人として、瞳を支えてくれていたら僕も安心だから」と願うのでした
瞳の退院の日。
雅彦とともに家に帰った瞳を、まき(筒井真理子)と岸、美奈子(見上愛)がサプライズで迎えます
そして、少し遅れて一馬と龍之介も姿を現します
驚くとともに笑顔になる瞳
「お父さんが来いって」と一馬
「これからも俺とやり合って、俺を納得させて」
皆で集まると楽しいね～
手巻き寿司パーティーで盛り上がり、記念写真を皆で撮ってお開きに
帰り道で「やっぱり瞳はかずまるのことが好きなんだなぁ」と、しみじみ言う岸に、美奈子は「ずっと友だち」と言うのでした
岸とはそういう関係でいた方がいいのかもしれない…
男は他にいくらでもいるしね
そして、やっぱりこの姉弟の会話が切ないのです
「死んじゃうなんて信じられない、順番が逆でしょ」
そう言うまきに苦笑いしかできない雅彦でした
後片付けを一馬と代わる雅彦。
「私、幸せ者かも」と言う瞳に、龍之介が「パパ、新ネタ考えてるよ」と嬉しい報告をします
「見たい、見せて」とせがむ瞳に「僕は瞳ちゃんに笑っていて欲しいんだ。幸せそうにしていてくれたら、それでいいんだ」
その夜、瞳は雅彦に「お父さん、ありがとう」と言い、晴れやかな笑顔を見せます
それこそ雅彦が望むことでした
瞳を支えるのは、やっぱり大好きな一馬じゃないとね
辛い時こそ、彼の支えが必要
これでまた、結婚式をやるって言ったら、黒沢(西垣匠)と森野(橋本マナミ)はなんて言うんだろう
泣き笑いの度合いが絶妙で…
いいドラマですね。
それでも、なんとか希望ある未来へと、そんな展開を期待しちゃいます