雨(永野芽郁)が触覚を失うまでに残された時間はあと1日半ほどに迫っていました
〈以下ネタバレあります〉
祖母の雪乃(余貴美子)を亡くしたばかりの雨のことを気遣う千秋(松本若菜)。
日下(斎藤工)はこの先のことを考えて不安になっている雨に「触覚が教えてくれることがあるはずです」と告げます
太陽(山田裕貴)の家を訪れた雨は、陽平(遠藤憲一)や従業員たちから歓待を受けます
その席には司(白洲迅)も招待されていました
「太陽の恋人・雨ちゃんの初披露だ」とはしゃぐ陽平たちとは裏腹に、どこか様子がおかしい太陽に気づく司
春陽(出口夏希)はそんな司に「サッカーをやっているならミサンガを作ってあげる」と、雨にも手伝いを頼みます
外で一人でいた太陽は、そっと近づいてきた司に「五感を失う病気がないなら、雨の症状の原因は何だろう」とこぼします
司は友人の医師が言うには「何らかの後遺症で感覚を失い、それを五感を失うことだと思い違いをしているのかもしれない」と太陽に話します
その言葉に少し安堵する太陽。
実は太陽は雨に見せるために「桜まつり」で自分の花火を上げたいと、陽平に申し出ていたのです
しかしそのためには長崎花火協会の会長に認めてもらわなければならないのです
陽平からその話を聞いた雨は、太陽にチャンスをあげてくださいと頼むのですが…
その後、太陽から次の春に挑戦することにしたと言われる雨
結局、その場は「そうだね」と言ってしまうのです
12時になったら触覚を失うその夜、雨はベッドで太陽にギュッとしてもらいます
その感触を忘れないために
「この先目が見えなくなっても、耳が聞こえなくなっても、ずっと愛してる」
翌朝、触覚を失った雨はうまく階段を降りられず足を踏み外して落下
怪我をしてしまいます
太陽は病院に運び、怪我は軽かったのですが大事を取って入院することに。
そこで医師から感覚がないことを聞かされる太陽
日下に「彼は答えのない問を一生死ぬまで考え続けるのです」と言われていた雨は、ついに太陽に真実を告げます
太陽の前に姿を現す日下と千秋
全ては自分のせいだと知った太陽は、雨が何度違うよと言っても聞かず、自分の五感を差し出すと日下に言うも「あなたに彼女を救うことはできません」と言われて、病院の屋上から飛び降りて死のうとします
そこに杖をついてやってくる雨。
泣いている太陽に「泣かないで」と雨
「救う価値なんてないのに」と言う太陽に、雨は「何百回も何千回も言うよ、太陽くんには価値がある、私の人生を変えてくれたから。太陽はこの世界に必要だよ」
触覚ってきっと幸せを確かめるためにあるんですね。
たくさんもらった、この手にこの肌に、たくさんの幸せを
もっと確かめておけばよかった…
日下にそう告げる雨
日下は「残り1か月、自分の幸せだけを考えればいいのです」と雨に告げます
今夜0時…
「次に奪われる感覚がこの時計に表示されるの」
雨はそう言って太陽の腕に赤いミサンガを巻きます。
「一つだけもらっていい私が生きる理由」…
そして、現れたのは「目」。
次に失われるのは視力
ついにその時が
太陽くんならきっとできると言う雨。
「雨に花火を見せるから」…
太陽は桜まつりで自分の花火を雨に見せることを、誓うのでした
桜まつりの日に、視覚を失う雨☔️
果たして、太陽の花火を見ることはできるのか
もう、今回はずっと号泣しておりました
でも、太陽を救わなければ、この奇跡がなければ、お祖母ちゃんが死ぬ前にお母さんと仲直り出来なかった…
そして、太陽に愛を告げられなかった…
たくさんの愛をもらっていたことに気づけなかった…
永野芽郁さんと山田裕貴さんの熱演に、完全に心を持っていかれました
観ていてよかった…
このまま、最後まで見守りたいと思います