再び令和にやって来た小川(阿部サダヲ)の持っていたスマホに、昭和にいるサカエ(吉田羊)から着信が…
〈以下ネタバレあります〉
小川のタイムスリップ話を信じてなかった渚(仲里依紗)と秋津(磯村勇斗)でしたが、ビデオ通話でサカエが確かに昭和にいるとわかり、驚きを隠せません
そんなことはさておき、小川は純子(河合優実)とキヨシ(坂元愛登)の「チョメチョメ」を未然に防ぐため、小川の家に急ぐようにと懇願します
改めて渚と秋津にこれまでのことを説明すると共に、初めて会った時の渚の涙が気になったからと打ち明ける小川
そこで、渚は自分の身の上を話し始めます。
テレビ局のディレクターだった渚、夫(柿澤勇人)は正論を説くインフルエンサー。
阪神・淡路大震災で母を亡くし、嘆く父親のために結婚、望んでいたバラエティ番組へと配置替えされた途端、妊娠
1年の産休明けに職場に復帰、区の保育園はダメだったものの、会社に託児所ができたので子供を預けることに。
お試し期間のためシッターにしょっちゅう呼び出される上に、新人の教育係となり、ドライな新人たちに振り回される日々
産休中に書いた企画書は上司(板倉俊之)に中々読んでもらえず、働き改革のしわ寄せをもろに受け疲れきって、あの日この喫茶店でビールを一杯飲んでうさを晴らそうとしていたところで、小川にそのビールを飲まれたことで、何かが弾け、会社を辞め離婚し、今はこの喫茶店の雇われママをしているのだと言うのです
小川のせいで辞職に離婚
何はともあれ、すったもんだの末、その日は秋津のところに泊まることになります
一方、サカエとキヨシも純子とともに小川の家でしばらくは暮らすことに
そこで純子が、母親=愛妻を亡くして腑抜けになっていた小川の気を紛らわせるために、グレているのだと知るサカエ
翌日、タケシは不良たちに絡まれているところをムッチ先輩(磯村勇斗・2役)に助けられます。
何故と尋ねると「タイマン張ったらダチだぜ」と言われ、短ランをやるからついてこいと促されるタケシ
令和では暇を持て余していた小川が学校に行ってみると、そこはニトリに
令和にいる88歳の自分に会いに行こうかと考えてると、渚から電話がかかって来ます
会社に荷物を取りに行ったら、上司に引き止められているようで…
「あんたが今して欲しいことが俺のできることだ」と言われた渚は「オムツを買ってきて」と小川を会社に呼び出します。
そこで、小川は令和の働き方改革について自論を歌い始め…
「働き方なんて自分で決めればいい」
実際、昭和の方が景気が良かったのだから
働き方改革が渚にとっては全てアダとなり…
小川の説法に、渚は会社辞めるのを止めます。
そして、託児所を近くにしてもらったり、シフトを決めるのは仕事を覚えてからにしてもらったり、この際、色々な不満を解消してもらうことに
そして、なんと小川はカウンセラーに就任するのです
不思議なことに、昭和のおじさんの正論をぶった斬る極論は、悩める令和の人の心を癒します
会社には戻ることとなり、離婚は成立、親権もきちんと取れた渚。
小川の後押しで、色々なことが上手く稼働したことで、スッキリした顔をしています
そして縮まる小川との距離
チョメチョメできちゃうなんて喜んだのもつかの間…
頭を冷やしに表に出て屋根の上に登ろうとした小川は、ハシゴから落ちて…
穴に吸い込まれたと思ったら、そこは昭和の喫茶店のトイレの中
えぇぇ~~っ
昭和に戻っちゃった小川でした
ゲストの柿澤勇人さんの歌が聞けただけでも儲けもの
八嶋智人さんの使い方も、クドカンさんらしいし…
タケシの短ラン姿が妙にかっこ良かったりして
来週は小川がムッチ先輩と遭遇するみたいだし…
このドラマ、ほんと、面白い