「お前は何者だ」と竜崎(高杉真宙)に詰め寄られ「私は人殺しです」と思わず答えてしまった澪(川栄李奈)でしたが、すぐさま「冗談です」とはぐらかします
しかし、竜崎は釈然としない様子で…
〈以下ネタバレあります〉
さらに、オペ室で大立ち回りをした澪の噂はあっという間に看護師たちに知れ渡り、澪は完全にモンスターナースエイド扱いに
そんな中、星峰医大が誇る"超高級特別個室"に超ワガママなインフルエンサーが入院
しかも竜崎が担当医となり、なんだかトラブルの予感が
そのインフルエンサーとはライバー「なしもえ」こと高梨萌(恒松祐里)。
今や配信だけでなくタレントとしても大活躍、まさに人気絶頂の時に「すい臓がんステージ1」が発覚
幸いにも早期発見により、すぐ手術すれば完治が可能なのに、なぜだか萌は手術を拒否
手術をしないと助かるものも助からない
日本初の事例となる大手術を控えている竜崎は、萌を説得する時間がなくて…
そういうわけで竜崎から萌の説得を頼まれた澪は、どうすれば萌が心を開いてくれるのか思い悩みます
とにかく世話を焼いて萌に寄り添おうとする澪でしたが、中々心を開いてくれません
そんなある日、猿田(小手伸也)に捕まった澪が「落ちこぼれ同士気が合うだろ」と酷いことを言われながらも、萌のことを必死で庇っている姿を見た萌は…
ついに、澪に手術を嫌がる理由を打ち明けます
萌は元々女優志望でしたが全く売れず、やけっぱちで始めたライブ配信が当たり、今のような売れっ子になったのでした。
そこに念願の映画の主役の話が舞い込んだのですが、その映画では脱ぐシーンがあり、手術を受けるとどうしても傷が残ってしまうと聞いて、手術は嫌だと言い出したのでした
龍崎に話すと、病気の進行が早い懸念があり、映画の撮影が終わるまで手術を待つことはできないと、竜崎も断固引きません
そこで、考えに考えた末、澪はロボット手術を思いつきます
この術式だと傷がほとんど残らないのです
なのに、融通のきかない竜崎はもし思ったより進行していたりしたら、開腹手術になると正直に萌に伝えて…
萌は怒りに任せて、それを配信でぶちまけてしまいます
その結果、難しい手術を成功させたことを説明する会見で、医療関係者ではなく芸能関係者に問い詰められる竜崎
しかし、竜崎は「患者を救うことを最優先に考えるのが医者だ」と正論を言い、萌の方が炎上する羽目に
火神教授(古田新太)から「萌が竜崎はミスしないと考えればいい」とアドバイスを受けた澪は、竜崎に嘘でもいいから失敗しないと言ってくれと頼みます。
「心を無視した医療は患者を危険にさらします」…
澪のその言葉に、竜崎は澪の過去を全て話すことを条件に、萌に絶対に失敗しないと告げます
そして行われた手術は大成功、小さな傷跡だけで済んで、これで女優として映画に出るという夢が叶うと笑顔になる萌
約束を守るために、一緒に寮に帰る車中…
澪は「人殺し」だと言ったわけを話し始めます。
「私は姉を殺しました」
「姉はシムネスだったんです」…
「シムネス」
(シムネスとは原作によると架空の病気で、全身にガンが同時多発する「全身性多発性悪性新生物症候群」だそうで、5年生存率は0%という不治の病)
そんな姉を殺したとはどういうことなのか
教授とも知り合いのような澪は、やっぱり元々は医者なのでしょうか
来週明かされそうですね