永瀬(山下智久)と月下(福原遥)は、客の寺島(迫田孝也)が売却を希望する空き家の物件調査に来ます
〈以下ネタバレあります〉
しかし、その家には現在も寺島の息子・直也(松本怜生)と寺島の父・喜助(刈谷俊介)が住んでいることがわかります
家族間の話し合いを求める永瀬でしたか、怒った寺島はあろうことか神木(ディーン・フジオカ)に相談します
例によって、強引なやり方で売却を進めようとする神木
カスタマーファーストが信条の月下は、寺島家が抱えている問題を解き明かすべく、寺島の妻の実家がある栃木に向かいます
かつては詐欺まがいのことまでして不動産業界から追放されていた神木
そんな男を再びこの業界に引っ張り出してきた鵤(高橋克典)の真意は
戻ってきた途端、ミネルヴァで１位を取り続ける神木に、若い者たちは心酔します
その者たちを引き連れて寺島家の家財道具を引き上げていく神木
その場は、直也からの連絡で飛んで行った永瀬に免じて収まりますが…
寺島が売ると言ったら引き下がるしかなくて、喜助も直也も出ていかざるを得ないのでした
どうしようもないと項垂れる永瀬に登坂(草刈正雄)が知恵をつけます
寺島の家が地元の資産家(小倉久寛)に渡されようとした時、寺島がミネルヴァに飛び込んできます
「使用貸借」により寺島が勝手に家を売ることはできないと言うのです
そこで花澤(倉科カナ)が寺島に説明、花澤は神木のやり方に不満を持っていたので、溜飲を下げることに
家を売った金で事業の借金を返そうとしていた寺島は真っ青になって家にやって来ます
そこで、喜助が亡き妻に酷いことをして追い出したと、寺島が誤解していたことが判明
寺島家の庭を見回しながら永瀬が寺島に言います。
「この庭は四季折々の花や木が見れるようになっています。それは、四季を感じない海外を飛び回っているあなたが家に帰ってきた時に、この庭を見てホッとできるように、奥様が手入れしていたのです。亡き後は喜助さんと直也さんが引き継いで…」
ねじれていた家族の絆が解れ、愛を取り戻した時…
永瀬も月下も、全ての人に幸せになってもらうよう家と人を繋ぐ不動座業に生きがいを感じるのでした
新人の十影(板垣瑞生)にはまだまだ理解できないようでしたが
そして、神木に口説かれていた美波(泉里香)もきちんと神木の嘘を見破っていたようです
今回、ブイブイ言ってた時の山Ｐとおディーン様のツーショットがかっこよ過ぎて
そんなところも見どころですね