一度は行ってみたい世界の絶景 イギリス・北アイルランド ザ・ダーク・ヘッジ | ぜひ行って欲しい!世界のお勧め絶景スポットを紹介するブログ

ぜひ行って欲しい!世界のお勧め絶景スポットを紹介するブログ

これまでに訪問した国は数十ヶ国以上。
特に印象に残った選りすぐりの絶景スポットを紹介していくブログです。
海外旅行を計画している皆さんのために、心に残る旅行の手助けが出来たら嬉しいです。

今日の絶景
  イギリス・北アイルランド ザ・ダーク・ヘッジ
  

イギリス・北アイルランドのダブリンからおよそ80kmほどの
バリマネーという自治体の外れのブレガー通りの終点付近に、
およそ600mほどの区間の両側にびっしり植えられたブナが
細い路地に覆いかぶさり、入り組んだブナの木の枝が
まるでトンネルのようになっているところがあります。

3世紀にもわたって伸び続けたブナの木によって、
時間帯や季節ごとにさまざまな顔を見せて
まるでファンタジー・ムービーの世界へ
迷い込んだかのような幻想的な風景が作り出されます。


この先には魔女の森があると言われても
納得してしまいそうな雰囲気で、
樹が魔法を放っているかのようにも見えます。

とくに、朝もやに煙る草原の並木道は幻想的で、
木霊か妖精か、体の周りを飛び交っているようで
幻想的という言葉がぴったりです。
古い木々には神や精霊が宿るとも言われ、
いつ木の精霊が現れても不思議ではない雰囲気です。

木々は道の脇に整列して植えられていて、
外側は牧草地や農地が一面に広がる緑のフィールドで、
この並木道の美しさを一層際立てています。

この並木道ができたのは、
1750年に、当時この地を治めていたスチュアート家の
ジェームズ・スチュアート氏が、訪問してくれた人々を
感動させようと、ブナの木を植樹したのが始まりで、
260年あまりの時を経て、その望みは叶い、
今でも地元の人々や観光客を魅了し続けています。

しかし、以前からずっと有名だったわけではありません。
20数年ほど前までは、ダーク・ヘッジの存在を知っていたのは
地元の人々だけでした。
1988年、当時の北アイルランドの国家観光局が、
観光を促進するために、ダーク・ヘッジを紹介したことにより
転機が訪れました。
観光客が途切れない有名観光地へと変貌し、
今では映画撮影やパソコンの壁紙に使われるまでになりました。
またゲームに登場したり、結婚式用写真の撮影場所としても
人気となっています。

ときに怪しく、ときに美しくなるダーク・ヘッジには、
さまざまな噂話も存在します。

噂話の1つは、亡霊が取り付いているというもの。
メイドとして働いていた若い女性が謎の死を遂げ、
その魂がこの並木道に現れるというものです。
このメイドの遺体が近くに埋まっており、
その魂が夜な夜な現れては、人々を驚かせていると
いわれています。

北アイルランドに訪れた際には、
ぜひ一度は訪れてみたいファンタジーな並木道です。

また、ここから20kmほど北に走り、海岸に出ると
「ジャイアンツ・コーズウェー」という有名な観光地があります。


こちらのブログにもお立ち寄り下さい。
 ↓     ↓     ↓  
一度は行ってみたい日本の絶景ポイント
http://trip-japan6305.seesaa.net/