一度は行ってみたい世界の絶景 アメリカ・カリフォルニア州 カーメル・バイ・ザ・シー | ぜひ行って欲しい!世界のお勧め絶景スポットを紹介するブログ

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これまでに訪問した国は数十ヶ国以上。
特に印象に残った選りすぐりの絶景スポットを紹介していくブログです。
海外旅行を計画している皆さんのために、心に残る旅行の手助けが出来たら嬉しいです。

今日の絶景 
  アメリカ・カリフォルニア州 カーメル・バイ・ザ・シー

カーメル・バイ・ザ・シーは、
アメリカ・カリフォルニア州モントレー半島にある小さな街です。

サンフランシスコからは南に約190km、
ロスアンゼルスからは北に約530kmの位置にあります。

1700年代の後半にスペインの宣教師などの入植者で拓かれ後、
カリフォルニア州の最初の州都として栄えたこの街は
”風光明媚”などという言葉が色あせてしまうと思うほど
自然、歴史と文化が絶妙なバランスで調和しているようです。

町には信号や看板が少なく、
道路標識やゴミ箱も木製のものを設置するなど
雰囲気作りに配慮がなされています。

カーメルに魅了されるのは、観光客だけではありません。
周囲の美しい景観に芸術家もたくさん集まる
独特の雰囲気で有名な街です。

かって、文豪スタインベックが「エデンの園」と讃えました。
歴代の市長には俳優、詩人、作家などが度々選出されており、クリント・イーストウッドも市長を務めました。

お洒落てかわいらしくておとぎ話の世界から
飛び出したかのようにチャーミングな街として
世界的に有名な街です。

アーティストもこの街に惹き付けられてやってきた結果、
100軒近いギャラリーが建ち並ぶようになりました。
非営利のアーティスト団体、カーメル・アート協会でも、
海の風景画をはじめとする上質な作品が展示されています。

ギャラリーも沢山あり、道路にアメ車じゃなくて、
フィアットやルノーが停めてあれば、
ヨーロッパの街並みと錯覚してしまいそうです。

海岸までまっすぐに伸びるオーシャンアベニュー沿いには
趣味の良い小振りのブティック、ギャラリー、ギフトショップ、
レストラン、カフェなどが沢山並んでいます。
それぞれ店の趣きや香りが違って、看板も趣向を凝らしてあって、
楽しいものばかりで週末にはたくさんの人で賑わいます。
賑やかさに疲れたら、静かなトールハウスを訪れるのもお勧めです。

詩人ロビンソン・ジェファーズの居所であった
1918年築の美しい邸宅と庭園は、予約が必要なため
あらかじめ計画を立てて行くだけの価値があります。 

愛犬家とペットに優しい街でもあり、多くのホテル、レストラン、
商業施設などが犬を連れて利用することができます。
見所は、サイプレスインのロビーで開かれる
午後の「ヤッピーアワー」です。
お行儀良くリードにつながれてさえいれば、すべての犬と
そのご主人を歓迎してくれます。

2時間のガイド付きツアー、カーメルウォークスもあります。
秘密の庭園や小路を散策しながら、カーメルに住む
俳優、作家、セレブリティの裏話を聞かせてくれます。

スペイン統治時代のカリフォルニアにはインディアンに
キリスト教を広めるために21のミッションが造られました。
カーメル・ミッションは「Father of California」と称される
神父セラの布教活動の本拠地となった場所です。

このカーメルミッションは1770年に立てられたもので、
サンディエゴのミッションについで2番目に古いものです。
入場料は6.5ドルですが、そのたたずまいは見る価値があります。
現在の建物は1961年に修復されたもので、
当時のライブラリーや、キッチン、作業場などが
そのまま保存され、緑豊かな庭園と丹念に修復された建物が
特徴です。

エレガントなムーア様式の建築と美しい海岸沿いのロケーションを
見れば、納得できるでしょう。
風景画を描く画家たちの間で人気のスポットです。
見学ツアーで、数世紀も前にここに暮らした人たちの様子を学ぶことができます。
小さな博物館とチャペルのギャラリーには、美術品や工芸品が展示されています。
セラ神父の寝室であった簡素な部屋は、神父の暮らしぶりを物語っています。

★カーメル・リバーステート・ビーチ 

砂糖のように白い砂。素朴な景観。海風が捻じ曲げたスギの木。
見事な見晴らしを誇るチャーミングなコテージの立つ断崖。
約2㎞の白砂の三日月形のビーチは、
リラックスしたり、アクティブに過ごすにも最適です。
お子様には、波打ち際で砂の城を作ったり、
穏やかな海で水しぶきを立てたりするだけでも、
楽しいことでしょう。

カーメルビーチは、人間だけでなく、犬にとっても楽しいビーチです。
犬の散歩や入水が許可されているため、
テニスボールを投げたりして、ペットとの大切な時間を
過ごしているオーナーがたくさんいます。
このビーチは5月から8月は霧が発生することもよくありますが、
しばらくすれば太陽が戻ります。
秋から冬は、キリッとした空気が美しさをいっそう引き立てます。
ビーチの駐車場はあまり広くないので、特に夏や週末は
駐車スポットを見つけるのが難しいかもしれません。

少し南に下がったカーメルリバー州立ビーチは、
やや人の少ないスポットです。
絹のように滑らかな砂丘に海鳥が集い、
アメリカオオソリハシシギ、カッショクペリカン、ミユビシギ、
クロミヤコドリといった鳥が見られます。

海岸線を走る道「17マイルドライブ」はアメリカ西海岸を代表する
最も美しい海岸線として有名です。
パシフィックグローブとペブルビーチを抜けるこの道路は、
私道として管理されていて、自転車と徒歩は無料ですが、
自動車での通行は有料です。
は9.5ドルの通行料がかかりますが、
支払っただけの価値はあります。

風で捻じ曲げられたかのように伸びる杉林を抜け、
岩肌の海岸線へと向かい、地上で最も憧憬される
家々を見ながら進んでいきます。

かの有名なゴルフコース、ペブルビーチも見晴らすことができます。

4月~6月にはファンシェル展望スポットで車を停めて、
ゼニガタアザラシと赤ちゃんを見つけることができるかもしれません。
ピクニックランチを持参して、スパニッシュベイの小さなビーチに
敷物を広げたり、ペブルビーチの優雅なロッジで
贅沢な食事を堪能したりと、お好みの楽しみ方ができます。

秋の2つのメインイベントと言えば、カーメル・ミッション・フィエスタと
テイスト・オブ・カーメルです。
前者はスペインとメキシコのルーツを祝う祭典で、
後者は地元のレストランやシェフが腕前を披露する
一連のイベントです。
その一環として、カーメルミッションでは
華やかなソワレも催されます。



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