こんばんは!
保護猫の黒猫兄弟ちび&じじのママです
このブログは、じじが末期の腎不全と診断され、余命3ヶ月と宣告されてから、実際に経験したこと、感じたことを綴っています!
ここまで腎不全がどんな病気なのか?をお話させてもらいましたが…
具体的にどんな治療をするの?
といったところを、少しずつお話していこうと思います。
※我が家がお世話になっている動物病院での治療(サポート)のお話になります。猫ちゃんの病状によって、治療方針や取り扱っているお薬等、各動物病院によって様々だと思います。
また、初診で末期の慢性腎不全との診断だった為、そこに至るまでの治療方法は未経験です。参考程度に読んでいただけると幸いです。
我が家のじじは、2023年7月半ばに末期の慢性腎不全と診断されました。
いきなりステージ4の宣告を受けたわけです。
冒頭で【具体的にどんな治療をするの?】
と書きましたが…
ハッキリ言うと
この状況で行なえる治療はありません。
ただ、『残りの猫生活を少しでも穏やかに過ごせるように、ご家族でサポートしていくということは可能です。』
という獣医師からの言葉をいただき、
『やれることは全てやろう』
と、私は覚悟を決めました。
まず、このやれることの中で最も重要な1つについてお話したいと思います。
皮下点滴
皮下点滴とは、皮膚と筋肉の間に輸液剤を入れる方法です。
犬や猫は人間よりも皮下に空間があるために可能な方法になります。
腎不全になると、多飲多尿、嘔吐などが症状の1つとして表れますが、
簡単に言うと、排尿や嘔吐で水分が体外に排出されすぎてしまい、常に脱水状態になっているのです。
人間でいうと、酷い二日酔いの状態が毎日続いているような感じで、常に気持ち悪い状態なのだそうです。
猫ちゃんは水分を積極的にとっているようで、案外とれていないんですね…
そこで水分や電解質などを補給し、脱水を改善させて毒素の排泄を促すために、この皮下点滴はかなり重要なサポート方法の1つになります。