自分が起業した今から30年前のソフトウェア受託開発の人月単価は65万円位でしたが、バブル崩壊(1994年頃)以降、大企業はリスク回避の派遣を取り入れた仕事依頼の商流になり、仲介業者は手数料を30%位は取るために80万位となっているが、一般技術者の方々の取分は30年前と同じ日本っ。
これは大都市圏の単価であり、当然、地方都市は少しだけ低いのが現状かと思いますっ。
バブル崩壊当時は、1ドル=100円時代？が今は1ドル=150円なので、実質30%は円に価値が下落した技術者の世界評価に対抗するため、若い世代と争いのない専門家が少ない隙間分野にて収入アップして、実質収入を30年前と同等に維持するしかなかった老人が自分なのかとっ。
自分はフリーランスになってからは、IT専門技術者で仕事をし時給で\4,000を下回ったら、馬鹿馬鹿しいのでフィリピンに疎開(移住)と思いつつ今迄頑張ってきましたが、一般の仕事に従事される方はその選択肢もなく八方塞がりなのかと思いますっ。
来年、｢沖縄⇔フィリピン｣ビジネスを行うにあたり、沖縄の賃金体系に準じた仕事をしていく事になりますが、この発想を少しでも沖縄発信に変えて、円安と賃金差を打開する施策を打ち出していかないとと考えていますっ。
また、フィリピン人材は基本、｢技術･人文知識･国際業務」の残留資格はフルタイムの正規雇用して派遣するので、時給は最低でも\1,150+住宅手当 位にしないと保険や業務維持ができませんが、それを沖縄の就業先の方々は納得して頂けるのかも懸念事項ですっ。
IT系は専門なんで3カ月で見積もった内容を2カ月で熟したり、ノウハウを前面に押し出した仕事、BPO事業ならば、月平均の収入アップに繋がりますが、普通の仕事はそれができないのでどうするかを考えないとですっ。
そうっ！そうっ！
日本の2023年最低賃金(厚生労働省公示)は、神奈川:\1,112、沖縄:\896 ですが、1カ月フルタイム(160時間)で働いでも、神奈川で\177,920、沖縄で\143,360 ですっ。
アルバイトで働く場合は、この賃金が開始時給であり、正社員として組織で働いても時給が\100アップ程度なのかと思います。
※因みにアメリカは平均引上率7.4%で15ドル(\2,250)位っ。
自分の45年前の大卒初任給で頂いたのは、\115,000 だったのを今でも記憶に残っていますが、半世紀経っても倍額にならないという昔にタイムスリップしたような有り得ない現状ですっ。
ここから税金・保険代･年金代が天引きまたは支払い、年寄りは保険代は介護保険料も加算するので、実質的手取収入は70%位なのかとっ。
更に賃貸住居代、生活で必須の水道光熱費代･携帯電話･インターネット代を引いたら食費･医療費･衣服費は僅かしか残らず、働ける独居老人の場合は生きて行けない非現実的な日本の現状です。
しかるに国民年金保険料の納付率が低いのは、生きる食費を第一優先にした方々の結果であり、保険料が払えない生活の訴えを厚生労働省は未納としか理解されてないようですっ。
高い収入を頂いている政府のお偉いさんは、他人事扱いで改善もせずに、今年は\40アップ(厚生労働省)したと大々的に公示しています。
そうっ！そうっ！そうっ！
電気自動車(蓄電池)も携帯用通信ネットワーク(通信衛星)も電気事業(東京電力関連)を考えると、もはや日本は後進国ですが、太陽光発電(ソーラーパネル)については、日本にも明るい話題が有るようですっ。
◆ペロブスカイト太陽電池とは？
https://nj-enex.co.jp/column/1241/
◆「ペロブスカイト太陽電池」とは？ - 産業技術総合研究所
https://www.aist.go.jp/aist_j/magazine/20221124.html
◆日本発の太陽電池「ペロブスカイト」どこがすごい？
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230525/k10014076631000.html
2年後は実用化の見透視が有るようなので期待したいですっ。
那覇っはっ！y(^-^;)m