吹屋ふるさと村に行ってきました。赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された、見事な町並みが整然と続く吹屋の町並み、この町並みこそ、江戸末期から明治にかけ、吹屋の長者達が後世に残した最大の文化遺産です。
豪商が財にあかせて建てた豪邸は、全国各地に見ることができます。しかし、吹屋の特異な点は、個々の屋敷が豪華さを纏うのではなく、旦那衆が相談の上で石州(今の島根県)から宮大工の棟梁たちを招いて、町全体が統一されたコンセプトの下に建てられたという当時としては、驚くべき先進的な思想にあります。昭和49年には、岡山県のふるさと村に認定され、昭和52年には、文化庁から国の重要伝統的建造物群保存地区の認定を受けました。
”べんがら屋”
”吹屋郵便局”
”ギャラリー吹屋”
”ベンガラ染工房”
”天開道大神宮”
”黄金荘”
”たばこ”、”アサヒ地下” の文字が右から書いてあります。
”ぼっけえ屋”
”Cafe & アートショップ紅や”
懐かしい松山容子さんの、ボンカレーの看板です。
”ゲストハウス ELEVEN VILLAGE”
赤銅色の石州瓦で統一された町並みです。
”和味の宿 ラ・フォーレ吹屋” 平成24年に惜しまれながら閉校となった、明治33年建造の木造校舎 「吹屋小学校」 を模して、外観が作られています。
吹屋小学校の建物は、補修工事中でした。