4月の試運転では、冷房がかかったことでやれやれと、安心してしまった。もうひと夏は使えるようだと。

7月4日(木)

去年、室温が29度までしか下がらなくて、窓辺の6畳間よりも、奥の6畳にいることが多いから、つまり12畳先にいるせいで、こんなに暑いのかしら。
それとも室外機が熱された環境のせいか、、、
マンションやアパートメントは、コンクリート熱と言って熱されたコンクリートからの放熱で、夜中に室温が下がらない。恐怖にも夕方からじわじわ上昇してゆく。
それに、木造戸建住宅だって、暑さはひどく堪えたではないか。
地球沸騰時代と言わしめた昨夏が異常だったのだ。
だから、エアコンが不調でも、今夏使えれば普通なのかと思っていた。もっと風量増強で動かしてみようと。

それがとんでもない。
18度設定、風量全開でしばらくは順調に吹出す。やれやれ…
と思っているといつの間にか微風になり、やがて考え込む。
このエアコン、いつまで考える気かしら…
と思っていると、停止する。

あらら

あららじゃないのよ、ちょっと!
すでに外は34度だぞ!
こちら病人だぞ …!

どうするの。って 急ぎ… 急ぎ…
シベリア へ 笑
でも🦟蚊がいるって シベリア

じゃなくて大急ぎで取付けてくれる買い物をしなければ!!
こうしている場合か!
・・・ということで、疲れ切って1日目は過ぎてゆく。とてもタクシーに乗れる具合にない。トホホ


7月5日(金)

はい往生際悪いけど、今日こそは。
まずいつも家電を買うところに電話。
取付の最短は、8日(月)だという。

「8日〜?」
「土日が埋まってて、在庫があれば今のところは」
「超特急料金で早くなりませんか」
「なりません」

なんやそれ。こちとら病人だぞ。
ノビて死んで運ばれちゃうんだぞ。
それを私がズルでも頼んだか?

足りないとわかっているのに、取付け人員増やさないのね。


さっさと着替える。これが大変、汗だく、今日の予報は35度。
すでに半分… 気分悪く、左目にはっきりした閃輝暗点が出ていて、見えにくい。
勿論、片頭痛薬は早めに服用。これで3日目。
暑さに真先に反応するのは、やはり片頭痛と、意識や感覚の鈍麻= 不快
極めて不快でツラい。
タクシーの中で、抗不安薬を4倍飲む(2種✕2錠)これから売り場で買い物だなんて最悪だ。

2時過ぎには着いた。
一直線に売場へ、さっさと買う。
はっきり言ってどれでもいい
説明聞くと皆機能も同じだって
大差ない 在庫あるものを買う

2016年に買ったものを使っていたが、もちろん違うメーカーを買った。
進歩したところでは、室内機も外機も両方、凍結させて流す、という清掃を自動ボタンで小1時間で、できるという。
砂やホコリを流す時に、トラブったりしないよね?…

しかし真夏以外なら、それらは大したトラブルでさえないことを学んだ。
ああ…ツラいよぅ……
これからどうしよう

「取り付けは11日になります」

 セキセイインコ黃〜 セキセイインコ青〜 オカメインコ〜 🤑🎉

「お電話で、8日って聞きました」

電話の主登場
じゃあ8日に、ってなったのだけど、
「メーカーの在庫から出荷、最低中5日になってます。今日から数えると9日ですけど、10日のほうが、確実です」

在庫あるって言ったのに
あっそ… そちらのシナリオには勝てないわ。
サブでついてるバイトのおじいさん
「暑くて、とんとんと(売れちゃって)ね…」

私は自分の不調のことは、一切持ち出しませんでした。資本主義とか、あのバカバカしい新自由主義経済とかって踊らされて、誰が病気で寒暖でマズい状態になるかなんていうトリアージは、存在しなくなったの。
どこにも存在しなくなったの。

そもそも学校(幼稚園)から、個性があったらやっていけなかったでしょ?
違う人が混ざってはならず、矯正してきてる、いまだに。


それから扇風機を1台買い足して、ついでにソーラー電池が壊れてしまった腕時計、ずっと気にしていたからここで購入しました。
本当は都心部に買物に行く時に、時計を選びたいと思っていたのだけど。
それもいつになるか心許無いし。

時計売場のお姉さん、極わずかな中国語の間合い。
「あなたは、ペイチン(北京)の人?」
と訊くと、とんでもないといった風で
「福建省(フーチェンシェン)です」
ほぼ日本人並みで、間合い以外はわからないほど上手。
やはり首都の人じゃありませんよ、という謙遜は、かなり現地での言葉の違いもあるせいかしら ・・・


安定剤のおかげか、4時には済みました。

帰っても暑いだけなので、デパートで涼んでから帰宅。
頭から水を被りたかったけれど、普通にシャワーできました。
早速、扇風機を組み立てる。
その日はベッドサイド2台の扇風機の風で、やっと眠る。


7月6日(土)

今日は、まだエアコンの送風機能だけは動くからと、扇風機と、とにかく風まみれ。
室温が 32.1度、湿度69%
閃輝暗点ひどい。

ここからは、生きていられることが命題。
新しくエアコンが付いた先も、自分を戻せるか。しばらく体調を狂わせてしまうのか。

朝、昼、食べられず、夕食のエビチリの辛さが身体に染みる。やはり暑い地の食べ物は🌶辛いものがなじむ。
おまけに明太子の辛さ。天才級だ。

今夜も2台の扇風機頼みで、早めに横になったのに、、、
眠れませんでした〜

仮に快適でもこの病気は、実に派手な睡眠障害があります。
あまり知られていませんが、三十年来、眠りについてはおかしい。
枕は、アイスノンのようなものを2回交換して、大分マシでも、溶けるのも早い。
5時半を過ぎていくらかうとうとしました。


7月7日(日)

強烈ですな。

そもそもまだ梅雨季だったから、大気が7月初旬並みで助かっているハズ。

某東◯INN のようなシティホテルは満杯で、これ以上、何が悲しくて地元の高価な部屋に連泊するのか、迷いがあった。
これが8月だったら、迷いなく駆け込んだだろう。

ところが今日は外が37度。
曇りや雨があれば、コンクリート熱もまだ浅傷なのだけど。…
都心部ではゲリラ豪雨でも、ここではそれほど降らなかった。失望だ。

今日の予定としては、近い図書館に避難して、メモ書きを片付ける。
わけないでしょう

美しい空論はやめて、現実にシビアに!
金曜日に出かけたうえ、37度の炎天下を歩ける人、いるの?
ふざけなさいよまったく …

というと?
32.6度の室内で… サバイバル…


投票を済ませていてよかった。
こんな日に歩けるわけない。
病人や高齢者の投票は優しくないし、投票率低いって、問題意識をどこに向けるか。今は不便すぎる。

昨日夜中に、自分の身体が、こんなに熱いのか、と驚いた。
今日は更にコンクリート熱が直截、肌まで当たってくるのがわかる。
少し怖くなってくる。
今日はどうやって眠るのだろう。

片頭痛薬は、服用している。


6時台は32.7度で推移。外気は下がるが、室内は夕方から夜にかけて上がっていき、夜中ずっと下がらないのが、コンクリート熱の恐ろしいところ。
これが、先進国を目指した国の住宅事情。いつも人を忘れる癖がある。

アヴェンヌウォーター(フランスの鉱泉水)を顔手足に吹きかけているが、明日はお水に入らないとダメでしょう。

あと3日、搬送されないように。