ずーっとなんて言っていたっけ…
「お待たせしました〜」
「どうぞ〜」
とか
「どうですか」
が定番だったと思う、何年間もわが主治医のご挨拶。
その後なぜか、驚異的な人間的発達を見せたわが主治医、
Dr.てつお氏(仮)
ある日のてつお氏
「レイナさん! 生きてますか!」
レイナ着席
「半分、棺桶」
・・・・
その後、季節の挨拶など取り混ぜ、ときに口達者なのかと間違えそうになる健闘ぶり。
もしかして事前に考えてる?
なぜか私も、Dr.てつお氏の顔を見ると、挨拶の口上を失ってしまうのよね。…
今日は1日中雨の予報で、よく降りました。
着くと私を含めて患者が3人!
読みが当たった 感激だ
レイナドアを開け会釈
「お足元の悪い中、無事にいらっしゃいましたか」
レイナ着席…
「外は、降ってますよぉ〜…」
おお …
ああ わが心にも涙ふる
いっぱしの(いえいえご立派な)ご挨拶、レイナ、その辺の人とあなたはやっぱり違うと思っていました。
お坊ちゃまくんだもんね、本当はね
レイナ Dr.てつおを労ってきて(そして持ち上げてきて)良かったですわよ。
棺桶 からデパートガールへ……
いつの間にか見違える成長を遂げ
そしてこれからどこまで伸びるでしょうか
乞うご期待でございます。・・
これ以上は涙で見えません
『巷に雨が降る如く
わが心にも涙降る』
ポール・マリー・ヴェルレーヌ