午後からいよいよ重大ミッション。
その前に飲む時間により4つの束になった薬を小さなテーブルに広げる。
朝から順に飲む薬。
これらを欠かすと、自分の具合が次第にくるってくる。

たとえばチラーヂン(甲状腺ホルモン)
これひとつですべてを軽快してくれないが、飲むのをやめると、私の脈拍は92〜99が普通になる。服用すると10ほど減って86くらいになる。
チラーヂンはどうも足りていないような気がしてる

このように説明のつかない不快や慢性的な疲労、不具合が重なって、どうもやめるわけにいかないものだけ、最小量を残している。

この日、自分の動きがすでに緩慢になっていることは、はっきりわかったが、気にしないふりをした。
昨夜の食事で相当、こたえていたし。
観光なら時間の限り寺社を巡れるほうが楽しいだろう。
私は時間までになんとか仕度して…
遅れずにドアから出られることが大切。

ぼうっとしているのか、テレビの前で薬を整理するのも時間がかかる。
天気予報が変わり、思ったよりも冷えるから、予定通りの服装ができない。冬仕様にする。

2時前にはなんとか出かけた。

私にとって重要なセミナーは、京都の目抜き通りにあって、行ったこともないが、地下鉄の駅からビルを目指して歩いた。

地下鉄の駅では、人の流れのなかに必死にトランクを引いた外人女性がいて、やはり中南米風で細くてきりりと小柄だったけれど、…
私はいいと思います。荷物も引けない通路じゃなかったし…

うしろから私の足にちょっとトランクを引っ掛けちゃって、幸い全く衝撃もなく、痛くなかったのですが
「ソリソリソリソリ」
と言われまして
私はほぼ顔を向けず
「謝らなくていーよ それくらいの事でさ… 足を轢いたわけじゃなし…」
とソリソリを無視。
完全にその美女に身方していまして
一生懸命そうでしたからね
「橇、そーり」
と私も 意訳=なんともないよ
言うべきなのかもしれませんが
ふん、そんなこと、謝りなさんなって。黙っておりました。
痛かったらどうするのだろうね


さて、京都一番の繁華街というところに到着しました〜

一見すると、40~50年前の八王子の目抜き通りのようでした。道の両側にひさしがあって、中央が車道で、道沿いに大丸まであるところとか。
八王子は今はもうすっかりシャッター通りになって久しいです(だろうと思う)が、多摩の関所として栄えたのが早かったのです、八王子市というのは。和菓子店も300年ものがあったりしましたからね。

京都は新しいものと古いものが上手く融合しています。
やはりそういうこと(方向性)を考えないといけないのでしょうね。
実は京都の住民と、観光地であることと、古都であることはぶつからないのかなと思ってはいました。
外側から見ると、この古都はとてもゴチャゴチャしたコンクリートジャングルにも見えますからね。
でも京都はやはり京都の空気なのよね キラキラ