この病気は、とても寒い。
気候の変化に対して脆弱になっている。
東京の中でも丘陵地にしばらく居たことで、暑さ寒さは本当に骨身に染みた。その間に私は病気を悪くしてしまった。
(現在は平地に住んでいるが、建物の都合上、冬は気密性が高くて良いが、夏は風が通らない。閉じ込められてしまう)
冬に一歩外へ出かけると、たちまち防寒具を買わなければならない。
あっ、せめて帽子を買おう、貼るカイロを買う、電車を途中で降りてストールも買う。
カイロは必携品だった。皮の手袋も。
寒くて、寒くて、みじめなほど寒い病気だった。
それが
この数年間、困りきるほどのホットフラッシュ、かなり極端な熱され方。
あまり聞きたい言葉ではないけれど、更年期的不調はあるのだろう、と。
ある日ふと思ってメチコバール(ビタミンB12)の服用をやめてみました。
あーら不思議。
ホットフラッシュがない。
どこへ行ったの私の更年期的…
太陽爆発 ☀️🤯🔆❤️🔥🔅🤩🌞
暑くて、暑くて
かーっと熱がくるから汗を拭いて
その後すこし冷えると、まるでマラリアかと思う、あの自動発熱よ…!
夜も暑さで何度も起きてしまう
地球沸騰時代と言わしめた真夏に
毎朝たったひと粒の白い錠剤を
よくぞ飲み続けて
自分の内側からも火を点けて
熱し続けていたとは
メチコバールは副作用はないことになっているらしい。甘いな。
私だけが(速やかに)代謝されないのかな?
親戚血縁者が、誰も更年期的不調がなかったからおかしいとは思いつつ、私は病身の上にそんなことまで引き受けるのか??
という疑問はあった。
自分が作り出していただけで、やはり因縁はなかったのだ。更年期不調は4割に出現し、そのうち治療を必要とするのは更に3割だそう。
ホットフラッシュの間寒すぎない冬を経験したわけだが、風邪をひいて、今度は再び寒くなった。
それで1錠飲んでみた。小〜中等度のホットフラッシュを感じた。食事を摂り始めるとぱーっと温かくなる感じ。恐るべしメチコバール、私のためにメリットもあったと思えるが、サプリ系処方薬は強いため、連日摂る必要がなかったのだと。それも年単位で…
みじめなほど凍えたらまた飲もう。
今冬は乾燥する日も多くドライアイ、ドライマウスのシェーグレン症状も、悪化しているとしか思えない。
喉(胸)から口にかけて乾いて、声が出てくれない。一生懸命に話していても、よく訊き返される。
私の声が小さくて聞きづらいことを気にしていたけれど、相手が諦めたり勘で答えていたりすることが、日常になってきた。
喉にマイクを付けたいくらいだったが、いまでは自分でも諦めている。
サインバルタのおかげで、夜眠る時など、気づくと口内はカラッカラのカラ、唾液が歯を守ってくれていない
起き上がって炭酸水を飲むこともある。
そこへ風邪で口、喉も痒かったり、乾燥して胸まで息苦しかったり。
なによりもナンセンスなのは、ダラダラと風邪の 不調 が続くこと!
身体に力が入らず、怠重くて、椅子から立つとか、何かに集中するとか、作業が手につくということがなくなる。それが何日にも渡る。
関節痛(と腫れ)はほぼ全身に広がり、首だけでなく頭までが不調だ。
となればマインドまでも不調だ!…
こういう時には休まなければと思う。
そう思うほどに呆れて、焦りがあり、自分がガチャガチャとやかましい。
私の風邪はどうしてこうなのだ!
メチコバールは私が副腎疲労を問題にした時に、主治医が出してくれたものだ。
副腎のためには大量の栄養が必要だった。
それ以前の私は、ほぼ手当を受けていない状態が長く、奇妙なほど身体は弱っていた。
風邪をひくと、動けなくなった。ソファーのわきにへたり込んでしまうと、それきり足を動かせない。立ってドアを出て寝室へ向うこともできない。
それでとうとうクリニックに行くというのだが、着替えようとしても後ろに手が回らない。
初めて抗生物質の注射を受けたときにはホッとした。少し軽くなった気がして。
その後もひどい風邪をひくたびに、いよいよ抗生物質を処方してもらって、一週間程度の服用でも軽くはなるが治り切らず、三週間は歩けなくなる。
時には半月抗生物質を飲む。
その後どうしても治りが悪くて、近所に再受診することもあった。
風邪の標的は私の弱点である喉で、鋭くてひどい痛みの後に抗生物質の服用によって、やっと喉が白く化膿する。それを3回繰り返す。
どれほど苦しかったことか。
重たい時は1ヶ月近く風邪との戦いが続く。
自己免疫疾患の不思議さ、不条理よ。
ちょっとしたこと(誰かが咳をしていた、水飲み場を使った等)で必ず魔の手に引っかかった。
子供の頃から夏二回、冬二回、風邪はひいてきた。どこかが弱かった。
副腎機能低下を補うために、高栄養とホメオパシーを始めて、随分防御を覚えたところだった。
私にはやはり、陸の孤島覚悟の缶詰生活 が一致していたのかもね。
是非過去形でお願いしたいところだ。
喉が痒いよう
腕が痛いよう
鼻は花粉症で痛むし
目は乾燥でかすんでいる
胸が重く苦しい
時々気が遠くなる
全身の関節が痛んでいる
気が遠くなる限りは何も手につかず
休むべきサインだと思っている
書き連ねたのだから
あとは治るだけですな
昔々、ごく若い医師に
「しばらく寝就いていました」
と説明すると
「ネツク? ネツク? ネツク、ってなに?」
と訊かれました。
いまの私なら跳び蹴りだ
さあ、あなたなら
どう答えるかな。