子育ての話 | パニ持ちママのゆっくり歩こう

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ここで子育ての話を。
ヒルナンデスでつるのたけしが"ちょっとだけ"という児童書を朗読していて、思い出したことがあります。

この本は、お家にあかちゃんが産まれ、おねえちゃんになったなっちゃんがいろいろなことを"ちょっとだけ"がまんしたり、頑張って自分でやるようになるというお話でした。

手をつないで欲しいけど、お母さんはあかちゃんを抱っこしているから手が空いていません。お母さんのスカートのすそをそっとにぎります。
パジャマを着せて欲しいけど、あかちゃんのお世話で忙しそうなので、指が痛くなったけれども自分で着れるよう頑張ります。
そんな幾つかの"ちょっとだけ"の話です。

ふと、うちの長男が2歳でお兄ちゃんになった時のことを思い出しました。
妹が産まれたばかりでまだ実家にお世話なっていた頃でした。気付くと長男が見当たらない。たまたま他に誰もおらず家の中を探し回っていると、奥の薄暗い部屋にポツンと座っていました。

一人ぼっちで、小さな小さな背中をむけて絵本を読んでいるその姿を見て、涙がぽろぽろぽろぽろこぼれて来ました。

こんなに小さいのにお兄ちゃんにさせてごめんね。
もうお母さんを独り占め出来なくさせてごめんね。
一人ぼっちで絵本を読んでいたの、すぐに気付けなくてごめんね。

きみがママ〜と飛び込んできたら、必ず抱きしめてあげる!そう。それだけは誓おうと決めた。

そんな出来事を思い出しました。
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