31年ぶりと騒がれているが、むしろ50年前の日本マラソンの黄金時代を、

 ケニア勢の前にもはや今後未来永劫にわたって絶対ありえないと感じる時代になって、

 再現したところがすごい。

 

 1965年、東京オリンピックでアベベが出した世界記録を塗り替えた重松森雄。

 

 1966年、メキシコオリンピック銀メダルの君原健二。

 

 1969年、メキシコオリンピック、最終選考で君原に勝ったのに落とされ、

       もし出ていたら優勝もありえたと言われる采谷義秋。この時、大会新記録で優勝。

 

 実に錚々たる顔ぶれではないか。

 

 瀬古利彦以来31年ぶりというのもすごいけど、むしろ50年という数字を挙げたい。

 

 

 人間には生理的限界と心理的限界との間に開きがあるという。

 

 もしそれがなかったら、スポーツなどで死者が続出する。

 

 その差が最も少ないのが、川内選手ではないか。

 

 大雨と強風を自分には最高の条件だと言ってのけた川内選手におしみない拍手を送りたい。

 

 こちらもどんどんよろしくお願いします。

 

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