さて、金額設定。

 

 ここから、なかなか進まない。

 

 既存のファンディングサイトだと、いろいろやってくれるけれども、期限が切られていたり、手数料がバカにならなかったりする。毎月の応援を求めると、団体に限るなどの制約があったりする。

 

 私としては、最低額を毎月200円にしたいと思っている。

 これなら、大きな負担なく応援してもらうことができる。

 ただ、銀行振り込みだと手数料がかかって、200円振り込むのに割に合わない。

 

 だったら、1年分まとめてもらうか。それとも、、。

 

 そこで浮上してきたのが、PayPay 送金。これだと手数料がかからない。

 

 検討の価値あり。

 

 まあ、ぼちぼち考えて行きます。

 

 

 

 

 

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 日本人を冠詞の得意な国民にするプロジェクト

 

 なぜ冠詞なのか。

 

 外国語を学ぶ目的は3つあります。

  

 実利

 友好

 世界観の構築

 

 もちろん、この3つは互いに支え合っています。さて、ひとつの外国語をモノにしようとすると、次の3つのことが大切になります。

 

 発音

 文法

 実践力

 

 発音がよくなくて、文法に欠陥がある人でも、積極的に発話し、自分の思いを表現して、次々に目的を達成してゆきます。もちろん、そこには逆に大きな誤解を招く危険も孕んでいます。

 さて、そういうことを踏まえたうえで、冠詞を出してくる意味を考えてみましょう。

 冠詞の感覚を身につけることによって、実利につながるのか、友好につながるのか、世界観の構築につながるのか。はたまた、それで発音がよくなるのか、文法が正確になるのか、実践力がつくのか。

 近頃は特に日本語の上手な外国人が増えてきて、ひとむかしのように、こんにちはと言うだけで「外人やのに、日本語上手やな」という人はいなくなりました。

 ところが、どれだけ流暢に話しても、どれだけむずかしいことを話しても、この人はやっぱりあまり上手じゃないと感じることがあります。それは「てにをは」です。

 なかでも、「は」と「が」を正しく使い分けることができないと、話の流れがつかみにくく、そこは聞き手が想像で補うしかなくなってしまいます。

 外国語、といっても、冠詞のある言語にかぎりますが、外国語でこれに相当するのが冠詞なのです。冠詞を正しく使えていないと、話の流れがわかりにくくなるだけでなく、個々の単語の本来言わんとすること、そのニュアンスなどがまるでわからなくなります。

 その意味で、冠詞は日本語の「てにをは」以上に大切なものなのです。

 

 そんな大切なものなのに、これまでなぜこうも疎かにされてきたのか。疎かにされてきたというより、手の打ちようがなかったのか。それは、冠詞だけは理屈ではなかなか理解しにくいものだからです。

 日本語を学習する外国人にとって「てにをは」が眼に見えにくいのと同じように、外国語を学習する日本人にとって冠詞は眼に見えにくいものです。ところが、「てにをは」は日本人にははっきりと見えます。冠詞はその言語を母語とする人にははっきりと見えます。そうなると、そこで、その人の評価が大きく変わってくることになります。

 とても上手なのに、誰からも「あの人、「は」と「が」の使い方おかしい」と言われつづける外国人がいます。そこまで上手になる労力の一部を何かの形で「てにをは」の感覚を養うことに使えていたら、どれだけ高い評価を受けることになったことでしょう。

 このことを外国語を学習する日本人に置き換えてみると、冠詞の感覚を養うことがいかに大切であるかがわかります。

 

 そこで、もう一度、外国語を学ぶ目的と、外国語をモノにするための3つの要素について考えてみましょう。

 まず、実利。一見つながらないように思えますが、日本人から見れば同じように話しているように見えても、しかる人から見ればその差は歴然、当然、抜擢される機会も多くなります。また、誤解も少なくなるので、当然、実際に生きてきます。

 次に友好。日本語で「てにをは」の正確な人と、かなりめちゃくちゃな人、どちらと仲よくなりたいか。それだけがすべてではないにしても、大きな決め手になるはずです。

 では、世界観はどうでしょう。実は冠詞こそが、ヨーロッパの言語、そのモノの見方、現実の捉え方を知る重大な手がかりとなるのです。世界観が大きく変わることまちがありません。

 では、発音に効果はあるでしょうか。直接にはないでしょうが、冠詞の使い方に自信がつき、迷いがなくなると、ためらったり、つまったりすることが少なくなり、結果的に発音もよくなることまちがいありません。

 文法にはもちろん大きな効果があります。

 実践力はむしろ、度胸の問題が大きいので、これも直接の効果はないかもしれませんが、冠詞に自信がもてれば、必然的に度胸も大きくなり、実践に生きてくるでしょう。

 また、冠詞が正確に使えれば、誤解が少なくなり、実践力が増すこと、請け合いです。

 

 これで、冠詞がいかに重要であるかは確認することができました。

 問題は、感覚では捉えにくい冠詞をいかにして身につけるかということです。

 

                    (つづく)

 

 

 

 

 

 

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 Facebookでクラウドファンディングを実施するにあたり、振込用の口座を記載することことに問題があるかどうか、AIに訊いてみた。その回答がこれ。

 クラウドファンディングには、3つのタイプがある。

 

 投資型

 寄付型

 購入型

 

 そのタイプによって、以下の法律規制やリスクが考えられる。

 

 投資型 出資者から集めた資金を使って事業を行い、その収益の一部を出資者に分配するタイプ。金融商品取引法や不動産共同特定事業法などの法律に基づき、投資運用業や不動産特定共同事業者の登録が必要になることがある。また、出資者に対して十分な情報開示やリスクの説明を行わないと、詐欺や優良誤認などの刑事責任や民事責任を問われる可能性がある。このため、Facebookに振込用の銀行口座を記載するだけでは不十分であり、しかるべき登録や情報開示を行う必要がある。

 

 寄付型 出資者から集めた資金を使って社会貢献的な活動を行い、そのお礼として感謝状や記念品などを贈るタイプ。特に法律規制はないが、出資者から集めた資金を目的外に使用したり、リターンを実施しなかったりすると、信用失墜や損害賠償請求などのリスクがある。このため、Facebookに銀行口座を記載すること自体に問題はないが、集めた資金の使途やリターンの履行には十分注意する必要がある。

 

 購入型 出資者から集めた資金を使って商品やサービスを開発し、そのお礼として商品やサービスを提供するタイプ。消費者契約法や不当景品類及び不当表示防止法などの法律に基づき、商品やサービスの品質や納期などに関する十分な情報開示や消費者保護が求められる。また、商品やサービスの提供ができなかったり、品質に問題があったりすると、契約解除や損害賠償請求などのリスクがある。このため、Facebookに振込用の銀行口座を記載すること自体に問題はないが、商品やサービスの品質や納期などに関する情報開示や消費者保護には十分注意する必要がある。

 

 なるほど、AIはこんなことを教えてくれる。

 

 ものすごく参考になった。

 

 これで「日本人を英語冠詞の得意な国民にするプロジェクト」行けそうな気がしてきた。

 

 

 

 

 

 

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読解の重要性:辻谷真一郎『翻訳ほど残酷な仕事はない』を参考に

投稿日: 2019-01-21 作成者: 丸山有彦

 

1 価値があるのは会話より読み書き

医薬や技術の翻訳をしてきた辻谷真一郎は『翻訳ほど残酷な仕事はない 地の利』で、言葉について、[初めは「読めること」よりも「話せること」のほうが価値があると思っていた]と書いています。ところが、実際は違うということに気づいたそうです。

ある程度話せるなら、その後本当に大切になるのは[正しく解釈し、正しく書けること]であることに気づきます。辻谷の場合、話すのが得意なスペイン語やフランス語よりも、会話がやや不自由なドイツ語のほうが、読むときに[文法の取り方に誤りが少ない]のです。

これは[通訳の人に翻訳を依頼したとき]に痛感したようです。[日本語として読むに堪えないばかりか、原文の解釈にも誤りが散見された]。[およそ通訳をしている人に依頼したときには、必ず同じことが起こった]のです。なぜこんなことになるのでしょうか。

 

2 会話と読解で逆になること

話せる場合、[原文を見た瞬間にある程度のことは理解できる]、[即座に大意が把握できてしまう]のです。そのため[それをそのまま日本語に直してしまう]。しかし[文の構造を完全に把握して文意を理解]したのではありません。だからミスをします。

会話のときに、文法構造がどうだなどと考えていたら、[とてもスピードについていくことはできない]でしょう。そのためよほどの実力者でない限り、[相手の言った内容を理解するのに直観以外のものを持ち込んではならない]のです。

会話と読解は逆になります。翻訳するとき[直感とか感覚などというものにいっさい依存してはならない]のです。[徹底した理詰めで読む訓練をするうちに、感覚で読んでも文の構造を読み違えることはないようになる]。こうなったら感覚で読めるのです。

 

3 坂道は一気に登るべし

ある程度会話ができるようになったら、正確に読み書きができる訓練をするのが王道なのでしょう。辻谷自身、[正しく解釈し、正しく書ける]ようになるため、おそるべき努力をしています。翻訳を[一生の仕事として続けていくと考えた]人の勉強です。

イタリア語のはじめての仕事では、[わずか四語からなるタイトルを訳すだけで三時間を費やした]。二重の盲目という意味の[in doppio cieco]がわからず、根気よく探すうち、入門書で[二重盲検という言葉が]見つかって[体の震えが止まらなかった]。

[前置詞と冠詞に、ほんの基本的な単語を知っているにすぎなかった]ドイツ語の翻訳を引き受けて、[全文をノートに書き写して、その下にひとつひとつの単語の意味を書きこんでいく]、その上で[文法書とにらめっこ]、さらに専門用語を調べ続けます。

チェコ語のときも[原文をノートに書きとり、ひとつひとつ辞書で調べ文法書で裏をとる]。毎回、[何日間も脂汗を流しながら、藁にもすがる思いで翻訳を続ける]のです。ゆっくり余裕を持って基礎からやろうとしていたらモノにならなかったでしょう。

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道は一気に登るべきです。[高校大学を通じて体系的に学べるような翻訳家養成コースでもできないかぎり、余裕を持ちながら力をつけることは、少なくとも他人に多大な迷惑をかけないかぎり、不可能です]と辻谷は言います。語学に限らないことでしょう。

 

 

 

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 基準のひとつ。

 

 たとえば、「フローチャートでわかる英語の冠詞」遠田和子著(研究社)に、次のような(  )に入れる問題があります。

 

 ガソリン不足はタンクロータリーの運転手不足によって引き起こされた。

 (    )shortage of gasoline was caused by (     ) shortage of gasokine tank truck drivers.

 

   正解は A  a となっている。 私は何もここで、それが誤りであるとか言うつもり、不備を指摘するつもりは毛頭ない。

 ただ、翻訳者グループを作るのであれば、考え方のちがいが明白なので、袂を分かつ基準になると考えます。

 

 A a が正解なら、日本語は

 「タンクロータリーの運転手不足によってガソリン不足が引き起こされた」となり、

 日本語がそのままなら、英文は The a になるはず。

 

 グループ内ではこの議論はしないことにします。

 問答無用ということではなく、議論をするのは、グループの外になります。

 

 上の考えは「政党」の基本理念でもありますから、それを政党内で議論しないのは当然です。

 

 ということで、少しずつ、考えを固めていってます。 

 

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管理栄養士監修の手作り宅配健康食『ウェルネスダイニング』

 Kazuo Ishiuguro の Never Let Me Go から引用

 

  普通の人はこう読んでいる。

 

 Driving around country now, I still see thing that will remind me of Hailsham, I might pass corner of misty field, or see part of large house in distance as I come down side of valley, 

 

  私はこう読んでいる。

 

 Driving around the country now, I still see things that will remind me of Hailsham, I might pass the corner of a misty field, or see part of a large house in the distance as I come down the side of a valley, 

 

  この習慣、とても大切です。

 

 それを広めるって、むずかしいかなあ。

 

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【ゼンブヌードル】8食モニターセット

 

 1.He took a taxi to (the, ×)Tokyo Station and was just in time to see his uncle. (早大、改題)

 2.He has climed (a, the, ×) Mount Fuji twice. 

 3.There is (a, some) coffee in the pot. (城西大)

 4.X: How often do you go abroad on buisiness? 

         Y: Twice (  ) month.

         ① during   ② the  ③ in  ④ a  (駒沢大)

 5.I rent a house by (a, the ×) month. (大阪産業大)

   6.We should respect (a, the, ×)old. 

 7.The policeman caught the robber by (a, the, ×)arm. (国士舘大)

 8.In (  )1980s there was a lot of unemployment.

   ① a ② an ③ the ④ 無冠詞

 9.You will never be (a, the, ×) Newton in physics.

 

 この9問、学生時代に悩まされた冠詞の問題、当時なら6問正解がいいところだったかもしれない。

 とにもかくにも、ひとつひとつ覚えなければならないのはやっかいなことで、そこにイメージを持ち込んで、ひとつひとつ覚えなくてもいいようにすることが FB 英語冠詞 Funding の大きな目的である。

 1は Tokyo Station 無冠詞である。

 the は基本的に眼で見て境界がはっきりしないものに、ここまでですよという意味で、 |    |という境界をつけてあげるもの。空港と同じで駅はどこからどこまでが駅なのか、眼で見てほぼわかる。構内にレストランや店舗が入っていようと、それも含めて駅なのだから、店舗部分と本来の駅の部分に境界線を引く必要はない。だから、無冠詞。

 こういうことが学生時代にわかっておれば、どれだけ楽だったか。だから、普及させたい。

 

 そのための Funding を考えています。

 

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