ライムさんは、スピリチュアルガイドのイレブンとは少し違ったタイプのエネルギー体。
ライムさんは、常に私にメッセージを送ってくるのでは無い。
私が、迷い、疑問が大きくなり、本当に困った心の叫びを上げた時だけ、
的確 かつ、まさにその通り というアドバイスのメッセージをくれる。
その例をここにあげてみる。
(長くなるけどね……)
さかのぼる事、昨年の12月25日。
クリスマスの夜。
日本に住む母親から、久しぶりに電話があった。
「12月の10日に、クリスマスプレゼントや、お菓子を入れて、荷物を送ったけど、届いた?」
という内容だった。
10日に送っていたんなら、もう届いたか、そろそろ届く頃だが、25日の時点では、まだ私の元には届いてい無かった。
「多分クリスマスシーズンは混み合うから、税関で荷物が検査で止められたか、そんなんで遅れてるんじゃないの。あと数日内には届くと思うけど。」
こんな風に返事をした。
翌日の26日、ダーリンが職場からテキストメッセージを送ってきた。
" 郵便局から、荷物届いた?"
彼は、私の母親と私の電話でのやり取りは知らないはず。母親が日本から私達宛に荷物を送ったことなど知る由もない。母親は日本語しか話せないし、何故ダーリンが荷物の事を聞いてくるのか?
そう不思議に思って聞くと、
郵便局から、何故かダーリン宛に留守番電話があり、荷物を預かっているとの事。荷物が届いているという事は、そのうち家の方に配達してくれるんだろうと、ダーリンは思ったらしい。
通常、
「荷物が送られて来ていますよ」
なんていうメッセージを、郵便局はいちいち個人に電話しない。
郵便局側は、荷物をそれぞれの住所に配達し、そこで留守だったら、ピンク色の紙を郵便受けに置いていってくれる。不在証明で、そこに個人のサインをして、今度は住人がそのピンク色の紙を持って、IDとともに、郵便局に荷物を取りに行かなければならない。
ピンク色の紙はもらっていないし、でも郵便局からは留守電が入っていたらしいから、とにかく私は、郵便局に行ってみる事にした。
郵便局側は、ピンク色の紙が無ければ、荷物の探しようがない。
郵便局側は、荷物が見当たらないの一点張り。
私も粘る。
やり取りは、30分以上続き、最後には、ジェネラルマネージャーまで出てきた。
運転免許証や、その他諸々の説明をし、最後に、ダーリンの留守電に入っていた郵便局の担当者の名前 ジェフを切り出して初めて、
「あーーー、私書箱担当ね!」
と、ジェネラルマネージャーは理解して、もう帰宅していたジェフに直に電話すると、
母親から送られていた荷物は、今私が住んでいる住所宛に送られたのでは無く、もう10年ほど前に使用していた私書箱宛に送られていた。
私書箱を登録した時に、ダーリンの電話番号を使用したので、ジェフは古い記録をたどって、わざわざダーリンに電話してくれたらしい。
本来は、私書箱はもうすでに、別の契約者や会社が利用しているだろうから、ジェフは電話するサービスはしなくてもいいが、時期的にクリスマスプレゼントが入っているだろう箱が、日本から送られて来ているし、どうしても届けてあげたいと思って、電話を掛けてくれたようだ。
が、郵便局のルールでは、住所不定に送られた荷物は、24時間以内に送り主に送り返す事になっている……
私が郵便局に行った時には、時すでに遅し…
荷物は日本の母親宛に送り返された後だった。
続く