同じ原作の鉄道捜査官版↓
①ソープランドと闇金の経営者 青柳恒夫
②ソープランド支配人 鶴田忍
③会社員 棟里佳(自殺)
アリバイ作りに利用されてしまう男が会社員の船越英一郎。
犯人は会社員の高樹沙耶と棟里佳。
ソープランドで働く、ゆきが1か月前に自殺した。
彼女は船越が飯田線を一緒に旅した女性2人と同じ会社に勤め、3人はペンションを共同経営する予定だった。
しかし、1人が青柳の闇金でお金を借りて法外な利息を掛けられて返済できなくなり、ペンションは取り上げられ、ゆきはソープランドで働くことになってしまった。
沙耶は幼い頃の2年間、養護施設で育った。
お酒好きな父親が体を壊し、母親が住みこみで働くことになったからだ。
他の2人も同じ施設で過ごしていた。
棟里佳は両親は事故死。
ゆきは父親が博打に走りサラ金に金を借りて蒸発、母は男と駆け落ち。
一度はバラバラになった3人だったが同じ会社に就職し、再会。
子供の頃から夢だったペンションを立てようとお金を貯めていた。
300万円貯まった頃に、ゆきが上諏訪に良いペンションを見つけてきた
そんな時に言葉巧みに融資を持ち掛けてきた青木から頭金の不足分、500万円を借りた。
しかし、一度返済が遅れただけであっという間に借金が嵩んで、ペンションまで手放すことに。
責任を感じたゆきはソープランドで働き始めたが、誇り高いゆきは耐え切れず自殺してしまう。
ペンションという夢もゆきも失った2人は、「失うものはない」と復讐を決意。
青柳社長を殺したのは棟里佳。
ゆきを痛めつけた支配人 鶴田忍を殺したのは高樹沙耶。
船越を利用するつもりが、沙耶は本気で彼を愛してしまった。
そして1人、置き去りにされた気持ちになった棟里佳は自殺。
幼い頃から辛い目にあっていた彼女はそういうことに人一倍、敏感だったのだ。
愛川 欽也、三橋 達也、森本 レオ、高樹 沙耶、船越栄一郎、棟 里佳、藍 とも子、井川 晃一、山村 紅葉、鶴田 忍