女子シングルス2回戦で世界ランク217位の柴原選手が
同1位のシフォンテク選手と対戦したが、0-6、1-6
のスコアで完敗した。
今大会、柴原選手は予選を勝ち抜き、初のグランドスラム
本戦入りを達成した。
それのみならず、1回戦を競り勝ち2回戦に進出した。
これはシングルス経験の浅い柴原選手にとっては大健闘
だったと言える。
ダブルスでは経験豊富な柴原選手だが、シングルスに
挑戦してまだ間もないこともあり、女王シフォンテク選手から
1ゲームしか取れないくらい、全く相手にならなかった。
結果、実力の差を見せつけられた試合にはなったが、
多くの課題点を見つけられた。
まずは、シングルスでは攻守ともに広い範囲になるため、
よりフットワークが求められる。
そのほか配球、ボールの予測などダブルス以上の戦術が
必要となる。
そういった面では、まだまだ柴原選手は劣っている。
今後、柴原選手がシングルスを続けていくかはわからないが
経験を積み、課題を克服していけば、またチャンスが
巡ってくるだろう。
人柄の良さからファンに愛される柴原選手なので、今後の
活躍を期待する。