男子シングルス1回戦で、ケチマノビッチ選手と対戦した
西岡選手は最終セットの序盤で全身に痙攣を発症し、
試合を続行することができず、無念の棄権となった。
第1セット、タイブレイクで失ったが、第2,第3セットを
巻き返し奪い返した。
第4セットも好調でリードを奪い、遂にマッチポイントを
握ったが、ダブルフォルトを犯しケチマノビッチ選手に
追いつかれてしまった。
その後も連続ミスでこのセットを落としてしまった。
最終セット、第1ゲーム途中で、西岡選手の身体に異変が
起き、全身痙攣によりプレイが出来なくなってしまった。
結果、試合を棄権、4年連続1回戦敗退となった。
この試合、かなりの好試合で両選手レベルの高いプレイを
見せた。
特に西岡選手の調子が良く、スーパープレイも多く見られた。
どちらかというとケチマノビッチ選手の方が劣勢だった。
あと1ポイントで勝利というところで手痛いダブルフォルト。
この時点で既に西岡選手の脚は痙攣していたようだ。
テニスという競技は最後まで分からない。
そしてかなりメンタルが勝敗を左右する。
西岡選手にしてみれば悔しい敗退となった。
女子シングルスでは内島選手が、フルセットで逆転勝ちを
おさめ、2回戦に進出した。
ダブルフォルトや凡ミスの多い出来の良くない試合だった。
それでも要所要所で積極的なプレイをみせたのが勝利に
繋がった。