ATP250 アトランタ大会の決勝で、西岡選手が世界ランク41位の
トンプソン選手を破り優勝を飾った。
第1セット、4-4までは互角だったが、第9ゲームでブレイクされ、
4-6でこのセットを奪われた。
第2セットも第1セットと同じような展開だったが、このセットは
西岡選手も終盤まで粘り強くプレイを続け、タイブレイクを制し
このセットを奪い返した。
2度の雨による長い中断があり、メンタル的にも厳しい状況下
最終セットは、トンプソン選手のミスが目立ち始め、いきなり
ブレイクに成功した西岡選手は、ブレイクバックされる場面が
ありながらも、その危機を凌いだ。
再びブレイクに成功した西岡選手は、そのままリードを保ち、
このセットを6-2で取り、見事、逆転優勝、ツアー3勝目を
達成した。
パリ五輪に出場中のため、主要選手を欠いた大会ではあったが、
得意のハードコートであるこの大会を選択し、狙い通り優勝を
飾ったのは賢明だった。