錦織選手が3年ぶりに出場し、男子シングルス1回戦で予選上がりの

ディアロ選手に4時間を超えるフルセットで勝利した。

 

とりあえず、久々のグランドスラム勝利は称えるべきなのだが、

ギリギリの勝利を鑑みると錦織選手の現在の実力がこの程度である

ことをうかがえた。

 

いきなりグランドスラムで復帰となった錦織選手なのだが、

5セットマッチを戦い抜く体力が心配だった。

 

1回戦は予選勝者ながら強敵ではないため、できるだけ短時間で

勝利したかった。

 

しかしながら、錦織選手の典型、いつもフルセットになってしまい

体力を消耗することが次の試合に影響してしまう。

年齢的なことを考えると、こういった戦いぶりは課題だ。

 

まずは2回戦に進めたことはよかった。

 

そのほかダニエル選手は世界ランク6位のルブレフ選手に検討するも

敗退、望月選手は世界ランク8位のフカッチ選手にフルセットで

敗退となった。

 

両選手、いきなり1回戦でトップ10プレイヤーとの対戦となり、

厳しかったがその差はそれほど感じなかった。

 

それでもトップ10プレイヤーとの違いは、ショットの精度、攻撃の

速さ、試合構成のクリエイティブさなどが挙げられる。

 

女子シングルス1回戦では、大坂選手がフルセットでブロンゼッティ選手を

破り、3年ぶりに初戦を突破した。

 

勝利したものの、やはりメンタルの弱さや、単調なプレイは以前のままで

成長は感じなかった。