何かの情報誌でオーストラリアのインフレが鈍化していると書かれてあったが、
本当にそうだろうか?
政府が政策金利を引き下げ、消費者物価指数が(前年同期比)低下していると言う
データを発表している。
しかし実際スーパーマーケットで買い物をしていると、未だに商品の値段は上がっている
ように感じる。増してや外食をすると、とんでもなく高い勘定に舌を巻く。
個人的な見解だと、スーパーマーケットの値段はCovid-19以前の値段と比較すると20~25%
上昇している。
外食だと、以前は10ドルだったテイクアウェイのランチは15~16ドル。
(つまりは50%~60%の上昇)
カジュアルなレストランでさえも、もはや20ドル以下では食事ができない。
事実、オーストラリアのスーパーマーケットの売上げ及び経常利益はうなぎのぼりで
絶好調なのだ。
そもそもオーストラリアのスーパーマーケット業界は競争相手が少なく、ほぼ大手2社が
牛耳っている。
ああだ、こうだと理由をつけて、便乗値上げ(Price Gouging)が甚だしい。
そして一度上がった値段は下がらない。
食料品や日用品に始まり、サービス業へ、そしてあらゆる産業へと値上がりは広がっている。
これってなんかおかしい!
ああ、何でも安価だったオーストラリアの良き時代が懐かしい。