日本人選手として最後に登場した西岡選手は世界ランク8位の
ルーネ選手と対戦したが、セットカウント1-3で敗れた。
鍵となったのは第3セットだった。
第3セットのタイブレイクで西岡選手のダブルフォルトが痛かった。
このセットを西岡選手が取っていれば....
西岡選手は怪我のため前哨戦を戦わず、今大会ぶっつけ本番となったが
怪我の影響は見られず、全体を通して良いプレイを見せた。
中盤まではトップ10ランカーのルーネ選手をかなり苦しめた。
その差はやはり重要なポイントを取るかどうかだ。
今大会、残念ながらシングルスでは日本人選手は一人も2回戦に進出することが
できなかった。
世界ランキングから見ても世界との差を感じる。
体格で不利な分、どこか違うところで勝負しなければならない。
メンタルの強さは勿論のこと、プレイの多彩性、巧みな小技などが必要であろう。