昨日のSPで失敗のあった浅田選手が何とか
FPでは1位となった。それでもまだ課題は多い。
今出来ることはやったようだが、数年前までの
浅田選手のジャンプやスッテプのキレがまだ
十分に戻っていない気がする。
ただ、この大会では強敵がいないため総合2位
に入った。

FP2位で、総合優勝を果たしたのは、鈴木選手。
後半ジャンプにミスが出たものの、SPのリードを
保ち逃げ切った。
これでグランプリファイナル出場の切符を獲得した。
今シーズンの鈴木選手は調子がいい。また精神的にも
一皮剥けたような気がする。

FP3位はワグナー選手。グランプリシリーズでは
常に安定した良い成績をあげている。総合順位は
惜しくも4位。
アメリカ人選手は、シズニー選手の次に、同じくらいの
レベルの選手が多いため、誰が世界選手権に出場する
権利を獲得するか熾烈な争いだ。

FP4位は新コーチにモロゾフコーチを向かえた
レオノワ選手。総合では3位。

石川選手はFPでも最下位だった。
技術的には、それほどトップと差の無いものを
持っているが、ジャンプにことごとく
アンダーローテンションを取られているのが痛い。
また今後表現力に磨きをかけたいところだ。