再起のきっかけになったのは、今年の5月のことでした。
(引きこもり開始から2年経過)
新聞広告で見つけた「初心者デッサン教室」に
息子を通わせることにしたのです。
実は・・・
この講座には 以前に私も通ったことがありました。
とにかく 先生がとても素敵な方。
穏やかでの~んびりとしていて
何でも「良し」としてくれる とても肯定的な方。
この先生は
下手な受講生にも あきらめずに絵を描き続けさせることができてしまうのです。
チラシを見たときに、その先生のお顔が思い浮かんで
『部屋にずっとこもっているよりはいいだろう』と思い
息子にすすめてみました。
はじめは 難色を示していましたが、小さいころから絵を描くのは大すきでしたから
全10回 週1回。 この講座への参加を決断するに至りました。
このデッサン教室も 残すところあと3回くらいになった時、
こんなことがありました。
私の地域に台風が上陸し、
ものすごい豪雨と暴風に見舞われ、電車がストップしました。
勿論 この講座も「休講」。HP上で公示されていました。
しかし、わたしが仕事から帰ってくると息子は家にいない。
「休講」に気づかず、
電車が止まっているからと、自転車で教室に行ったのでした。
息子がアトリエに着くと、鍵が閉まり、誰もいなかったそうです。
息子は、筆記具が濡れないようにシャツの中にしまい、
1時間以上玄関の軒先で待ったのだそうです。
『鍵がかかっている時点で気づけ!』と呆れてしまいますが・・・
「だれも来なかったよ~。」と言って
びっしょ びしょになって帰ってきました。
・・・やれやれ・・・
結果、10回の講座を休むことは一度もありませんでした。
今思えば、
「何かが変わるかもしれない」という気配を感じたのは
このころだったと思います。