がんばれ たーぼう(ADD息子「超ユニーク君」へのエール)

がんばれ たーぼう(ADD息子「超ユニーク君」へのエール)

息子がADDであることに気付いたのは
息子が20歳を超えてからでした。
・・・そういえば、小さいころから他の子とはどこか違っていた・・・

逃げたくなったこともありました。
そしてやっと今、向き合うことができる気がしています。

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たー坊の妹、


ピコも大学を中退しています。



私の子供は 二人だけです。



したがって・・・


大学中退率 100%。


ADDっ子率 100%


・・・で・・・


ニートになった率も 100%。



「社会の迷惑!しっかり育てろ!!」


皆様のお怒りはごもっとも。




・・・・親の心境?・・・


 24時間 泣いてばかりでしたよ。


 子供の前以外では・・・。


 二人の子供たちの姿に。

 

 自分の人生すべてに。


 身体が重くて起き上がれない。




ピコは しゃべらなくなりました。


ピコは 笑わなくなりました。


ピコは 食べなくなりました。


ふらふらと 友達のところを渡り歩き


骨と皮だけになっていきました。






そんな矢先のことでした。


先輩ニートの 息子の就職が決まったのは。




もともと


兄弟を比べると


息子の方が 超個性派です。


症状がピコは ちょっと軽め。




そんな 兄の就活の成功。


・・・・兄さんが羨ましい・・・・





その思いがばねになり、



悩みに悩んで ピコもやっと1社受けました。









   「内定」



神様が ピコにも再起のチャンスをくれました。







先週のことでした。


「願掛け」でのブログ休止はこのため。



やっと


不幸が底を打ったかもしれません。


ADDであることを本人に話すか否か


これは意外に悩みどころ。


告知すれば


「他の人と同じように出来ないことが多い」という現実に対し


「本人の努力不足ではない」という安堵感を与えてあげられます。


しかし 反面


「できないことが多い」と感じていることは 勘違いではなく、


今後の人生において 


その個性をずっと背負って生きていかなければならないことを


突きつけるわけです。




わが子たちの場合・・・


息子は、引きこもって鬱っぽくなった時に


かかった心療内科で指摘されたことがきっかけで分かり・・・



娘は、大学を中退したあとに短期間通った


ビジネス系の専門学校の先生に指摘されたことがきっかけで


分かりました。




告知をしたとき、息子は・・・


ものすごく落ち込んだ様子はなく、


「やっぱりなあ・・・」


と、いう感じでした。




しかし、娘の方は・・・


ものすご~く傷つき、


「私はやっぱり普通じゃないんだ。」


と言って、幾日も泣いていました。




「お母さん。私が子供を産んだら、子供にも遺伝するの?」



と、涙ながらに言った言葉が


今も耳に残ります。




でも、私は・・・・


知ってよかったと 思っています。


「ADDであるという事実を」・・・というよりは・・・


「自分には人と同じようにできないことがある」と、いうことを。


「できることと 苦手なこととの落差が大きい人である」と、いうことを。



今後、


「大丈夫 大丈夫。」と言って なんとなく回避できることではないから。


治療できる方法はなく、


そういう個性の人なのだから。





「それを受け止められて


はじめてその先に行ける。」


私は そう思います。




人間の脳で使われていない部分は


た~くさん あるのだそうですよね。


忘れ物が多くたって・・・


パニクッっちゃうことがあったって・・・


脳のほかの部分でカバーすればよいではないですか。



忘れるなら → 片っ端からメモる。


パニクりそう → 「来るな」と感じたら 終わっていないことを

          全部 付箋に書き留めて 深呼吸ですよ。



「ヤバそう」「これ苦手」と、早めに察知すれば


早めにブレーキや方向転換ができるではないですか。





たやすいことではないことは


十分に理解しています。


それでも


生きていかなければ ならないのですよ。


一人で歩いて行かなければ ならないのですよ。



不安がいっぱい ADDっ子。


自己嫌悪のかたまり ADDっ子。




「なんとか なりそうだ。」


そう思える自信が 己の中にゆっくりと沈殿するまで


「頑張ったな 私。」って、


自分のことが ちょっとだけ好きになれるまで





親ばかですが  笑って背中を押すのみです。



他に 何もできませんからね。









子供の場合、わが子たちのような特徴の人をADHDと言います。


大人になると、多動性の特徴が消えるのでADDと言われます。


二人ともこの個性を持っていますが、


陰ー息子 陽ー娘 という二人の個性はそれぞれ大分違います。


しかし、二人を見比べてみると、


行動の共通点も多くみられます。


比較的共通している特徴をあげてみたいと思います。




これは、あくまでわが子たちのことに限られますのでご承知おきください。



<共通点>


○ 集団の中での指示は 聞き取れない。

  → 息子は、授業中椅子にきちんと座っているのがしんどいタイプでした。

     立ち歩くことこそなかったですが

     身体をくねくね・・・・

     時にほっぺを机に付けて「お休みなさ~い。」

     ずる~っと両足を前に出して座り、やったら座高が低い人・・・・


     よく、先生用の1m定規を背骨に沿って背中に差し込まれていました。(苦)

   

  → 娘はとにかく空想にふける。

     ノートに落書きをする。

     高校での体育祭を見に行った時のこと、

     自分の娘だけが全く話を聞いていない様子に、愕然としました。

     (当時は、「高校生なんてそんなものか」と思ったのですが。)


○ 興味が次々に移り、集中力が持続しない。

  → 前の項目に似ていますが、

     次から次へと数分単位、または数秒単位で興味が移っていきます。

     目に入るものに 気を取られてしまうという感じ。

  → 息子は小さいころ、

     サッカーの試合の最中に 

     虫を追いかけたり コートに砂山を作ったりして周りに怒られていました。

  → 娘の様子は・・・、こちらは大変です。

     (詳しくは、昨日の記事をご覧ください。) 


○ 物事の全体像をとらえられない

  → これから「何をして」「次にどうする」という

     見通しが持ちにくい。

     朝、確認してあげると安心します。

     また、突発的に何かが起こると、

     パニクッて頭が真っ白になります。

  → 自分に関係のないことには興味を向けられない。

     学校で、先生がマジギレしているのに、

     あくびしちゃう人って いますよね。ああいう感じ。


○ めちゃくちゃ凝り性

  → 凝り性を通り過ぎて 「固執」 という方が正解かもしれません。

     その対象はさまざま。

     世間の価値観とずれていることも多く、

     「なんでそんなものに固執するのよ~。」ということが多くあります。

     たとえば・・・・

     息子は、手品。

     娘は 買い物とか。  はまり始めると、

     ありえないほどの収集癖。浪費。これ結構、危ないです。


○ 五感が異常に敏感

  → 息子は、耳(音)。

     大人ばかりの3人家族で、特に騒音はないのに、

     ほぼ毎日、耳栓をして寝ている。

     それから・・・

     異常に手を洗う。とっても頻繁に。

     床に食べ物が落ちても平気で拾って食べるのに

     手だけは洗いまくる。


  → 娘は、鼻(臭い)

     部屋のにおいを異常に気にする。

     一時は 体臭を気にしすぎて数時間おきに入浴していました。


○ 基 本KY

  → 細かいニュアンスが伝わらず、言葉通りに受け止める。

     「無理しなくてもよいけど。」

     などとアドバイスすると 本当にやらない。


○ 理解力は、決してどん底なわけでもない。

  → まったく聞いていない割には、理解力はそこそこあります。

     二人とも大学に入学できたわけだし、

     単位も取れていました。

     息子は、高校のすべての教科の平均評定は、

     5段階で3年間「4.3」でした。

     (学年でトップでした。)

  → 息子の趣味の一つに読書があります。

     「ドフトエフスキー」「仏教経典系・・・」

     難解な本をいつも読んでいます。


○ 甘えすぎない手のかからない子(愛情表現ができにくい・伝わりにくい)

  → 今考えてみれば

     足にまとわりついて 

     「お仕事に行かないで~」なんて泣かれたことはありませんでした。

     とても聞き分けの良い子供でした。

     また、

     学校での様子や友達のことを話すことも とても少ない子供達でした。

     「テーブルを囲んで、家族で談笑。」なんてことは確かになかったです。

     (黙々と食べるのみ。)


     でも、

     今聞いてみると、いつも心のどこかに寂しさがあったようです。


     身の回りの世話をしたり、必死に言葉かけをしても

     うまく愛情が伝わっていないと感じることも多かったです。

     抱きしめるような 体温が伝わる愛情表現が一番伝わると感じます。

     (今は大人になったので、親の思いは、伝わっていると思いますが。)

     そう考えると、女の子は少し怖いですね。


○ 潔癖症・少しの失敗に落ち込む

  → 抜けることが多い性格なのに

     自分のちょっとした失敗が許せない。

     落ち込んで 自己肯定感を下げる。

     

     その結果・・・

     自分が嫌いになる。

     自分をダメなやつだと思い込み、

     行動が一層制限される。


○ 人との距離感がうまく測れない。

  → 息子は、

     基本、人とがっつり関わらない。

     おとなしめ。傍観者的態度。(生き抜くすべだと思いますが)

     一人が大好き。

  → 娘は、そこそこ協調性があり、友達もたくさんいます。

     が・・・異常な人見知り。

     彼氏の親と会った時も

     笑顔なし・・・。


  → 二人とも 不特定多数の人づきあいには、

     恐怖や疲れを感じるようです。

     相手に対して 常に劣等感を感じているようにも思えます。




・・・・と・・・・


思いつくのは まあこんな所です。


同じADHDっ子で


「教室を飛び出してしまう。」とか


「友達を叩いてしまう」などのような特徴を持つお子さんもいるようですが


わが子たちには そういう行動はなかったです。


だから気付かなかったし、あまり問題視しなかったところはあります。


どちらかというと、


二人とも


「お~い、しっかりしろ!!」という感じが強かったです。



参考にしてみてください。

     


   

     

我が家の子育を一層大変にしている理由


それは、息子以外にもADDという個性を抱えた子供がいる


ことです。



たーぼうと3つ違いの妹。


ピコ にも同じ障害があります。



息子は、穏やかでぼーっとした人。


よくいう「のび太型ADD」です。



娘のピコは、息子に比べると


社交的で対人関係には あまり課題はありません。


しかし・・・


娘の注意欠陥は、かなりのものです。


よく、「片づけられない人」などで


このタイプが紹介されることがありますよね。


まさに これです。



たとえば・・・



朝起きて 着替えを始めるが


髪型が気になり、


ブラシを探す。そうこうしていると 


散らかった雑誌が目に入る。


片づけようとして手に取ると、


雑誌の記事が目に留まって読み・・・


「あっ 着替え中だった」と、思い出して服を手に取るが


バックを選ぶことを思いつく・・・・



と、こういう風になっちゃいます。



結果 部屋はぐっちゃぐちゃ。


その上 時間には間に合わない・・・


典型的な 注意欠陥型です。



このタイプの個性をもった娘は


時に とんでもない 失敗を併発します。


風呂の水を出しっぱなしで 外出してしまったり


キッチンの魚やきを消し忘れ・・・・


私が帰宅したときには コンロ周りが煤だらけ!!なんていう


危ないこともありました。(火については 何度か焦ることがありました。)





残念なことに 


ピコも 息子と同じように 


2年前に 大学を中退しています。



二人の子供を何とか大学に入れたのに


二人とも中退してしまった 親の苦悩。


母子家庭の母ちゃんとしては


自分の子育てを責めたし、


正直 「死にたい」と思うほど悩みましたよ。





中退後、二人ともADDであることが分かって


原因が子育てにあるわけではないことが明らかになり


少し楽になりましたけどね。


何処にも出られなくなった 二人の成人した子供たちを抱えて


「目の前が真っ暗」なんて生易しいものではなかったです。



ブログ 更新しなくてごめんなさい。


更新されない時期


それは どちらかの子供に「願(ガン)」をかけているときです。


子供が 新たなステップに上がろうとするとき。



今回の 未更新はピコへの「願掛け」でした。


ちょっと 嬉しい結果が出ました。




少ない更新でも 呼んでくださった方のために



これから 報告していきたいと思います。



バイトを続けながら


就職活動に一喜一憂する夏。


時には 仕事を休んで 


秩父まで車で送ったこともありました。



一大事件が起きたのは 季節がかわって


秋になっていたころでした。





やれやれ・・・


もやもやした先行きの不安をかかえて


私は いつものように職場で仕事をしていました。


そして、


さて・・・、そろそろ帰るか。


そう思ってバスを待っていた時、息子からのメールに気が付きました。



メールには


「内定をいただきました」と書いてありました。



意味も分からず 続きを読むと


この日の午前中、自分で近所の食品工場に連絡を取り


出向いて 面接を受けたのだそうです。



食品工場なら


飲食店のバイトをしていた息子にもできそうです。


他人とあまりしゃべらなくてもできそうですし・・・




こうして、


いきなり 就活は終結したのです。(前にも書きましたが・・・)




今 息子に願うこと。


しっかりと自立して 自分の人生をみつけて歩いてほしい。



親がかり母ちゃんしてきましたが 心から望んでいます。


子供を持つ方、願いはやっぱりそこですよね。



息子を指導してくださった方々には


本当に 本当に感謝です。