2020年9月19日鴨川・星景 | 星の旅人(Part 2)

星の旅人(Part 2)

主にお出かけ、旅行、写真のUPです。殆ど備忘録となっていますが。

星景写真に力を入れ始めた結果、頻繁にいすみ市と鴨川市に行くようになっていました。
鴨川の場所は、鴨川松島でも知られている場所で、その中でも雀島が有名ではないでしょうか?

元々暗い場所ではあるのですが、周辺や道路の照明?で意外と緑被り起こします。
鴨川漁港の明かりも影響が生じるので、割と撮りにくい場所です。

以下の写真は全カット追尾無しの三脚固定撮影です。

01.鴨川
構図は別として...左側が明るくなっているのは鴨川漁港の明かりが影響。



02.鴨川
敢えて、漁港の明かりを入れたらこんな感じに。



03.鴨川
少し右に振って、漁港の明かりから逃げました。



04.鴨川
時間が経つにつれ、オリオン座が上り、且つ南側(右側)へ移動。
漁港の被りが軽減されていきます。



05.鴨川
縦構図で一枚。



06.鴨川
EOS 6D mark2、EF35mmF2 IS USM、F2、シャッター速度 15秒、ISO 5000


上記06番の左上の部分をトリミングすると収差の度合いが分かります。結構派手に...

07.鴨川
個体差あるかも知れませんが、周辺部のレンズ収差かなりでてますね。
中古で購入したEF35mm F2 IS USM。
絞り開放だとこんな感じで仕方がないレベルでしょうか?
等倍で見ると鳥のような姿が目立ちます。
(上の06番の左上をトリミングしています。)
因みにこの収差って何収差?
自分で調べてもよく理解できてないんですよね?
ザイデルの5収差から一番近いのって非点収差のような気がしますが、
本当かな?



08.鴨川
オリオン座の三つ星から下の部分をトリミング。
35mm画角、15秒での星の流れ具合です。

等倍表示すると像が流れているのが分かります。

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最後にレンズ収差についてメモしておきます。
細かくはもう少し調べてから後日まとめようと思います。


★レンズ収差の種類★

まずレンズ収差とは何?

ウィキペディア:収差
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8E%E5%B7%AE
一部抜粋
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レンズの収差による現象を最も単純に示すと、被写体側の焦点にある白色の点光源が、
像側の焦点で点像にならない。
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■1.色収差:色(波長)によって屈折率が波長によって異なるために像に色ズレが起きる収差の事。
  (1)軸上色収差:焦点が前後ズレる収差の事。
  (2)倍率色収差焦点が焦点平面内で横にズレる収差の事。
■2.単色収差:単色でも発生する収差の事(ザイデルの5収差)

ウィキペディア:ザイデル収差
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%87%E3%83%AB%E5%8F%8E%E5%B7%AE

OLYMPUS:収差の分類とは
https://www.olympus-ims.com/ja/microscope/terms/classification/

(1)球面収差
  光学系において点を光源とする光線が光学系を通った後、焦点1点に収束せず前後にばらつく収差。
(2)コマ収差
  光軸外の1点を光源とする光が、像面において1点に集束しない収差。
(3)非点収差
  光軸外の1点を光源とする光が、レンズに対して同心円方向と直径方向で焦点距離がずれる収差。
(4)像面湾曲
  レンズの前側と後側で、レンズに平行な焦点面が平面から平面に対応しない、という収差。
(5)歪曲収差
  正しい方眼の物体を光学系により投影した時、像が正しい方眼にならない収差。

取り敢えず、ここまでにしておきます。

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