奈良県立医科大学医学部医学科で10名の2次募集の告知がありました。

 

これについて考察したいと思います。

ご存知でしょうか奈良県立医科大学は前期試験で今年の入試から従来の「トリアージ方式」をやめて共通テストの成績と面接、小論文で合否を判定することになりました。

 

前期試験は22名の募集ですが、合格者は12名で残り10名を募集するそうです。

現在の告知では筆記試験はなく共通テストの成績等での総合評価で合否が決まるようです。

 

奈良県立医科大学は後期入試に力を入れており明らかに京大、阪大落ちを狙っていると思われます。前期はトリアージ方式をやめて基礎学力が充実している学生を狙い共通テストの成績で合否を判定する方式に変更したと思われます。

 

ところが大学が考えるレベルの学生が集まらなかったため今回の2次募集になったのでしょう。今年は初年度でしたのでこのような混乱?が発生したと思われます。来年度からは明らかに奈良県立医科大学前期試験志望で共通テストの成績を上げていく生徒が増えると予想されます。

 

 

余談ですが娘も奈良県立医科大学を高2から高3にかけて志望しておりました。高1の時の模試で一度だけ神戸大学のB判定が出ましたが、実際にはしんどいと分かっておりましたので奈良県立医科大学を志望しましたが、トリアージ方式の不安と現役合格を優先したためどんどんと地方に流れて行き今日に至ります。

 

現在の高1生の人は共通テスト対策をしっかりとやり共通テストがうまくいけば奈良県立医科大学をそうでなければ地方国立大医学部に変更するというのもありだと思います。