近畿圏の中学入試が終わりました。受験された方はご苦労様でした。

 

さて残念な結果に終わった生徒の中には、入学試験では実力を十分に出せなかった人もいるでしょう。このような生徒について私の経験から述べさせていただきます。

 

入試の点数があまり良くないのに、入学後に驚くほどの好成績の生徒がおりました。

懇談の際親御さんに聞いてみると、ほぼ例外なく「試験に弱い生徒」でした。

定期試験では日頃の学習事項が範囲ですので定期試験で実力を出せない生徒というのは見たことがありません。ですが英検や、駿台模試、稀に五ッ木模試でも実力を出せない生徒も一定数存在いたします。

 

このような生徒は残念ながら入試ではいい結果は出なかったでしょう。親御さんとしてはとても歯がゆいかと思います。ですがだんだんと成長するにつれて、実力を十分に発揮することができるようになりますのでご心配には及びません。

次回からはこんな生徒の実例をいくつか書かせていただきます。