医学部医学科は村社会とよく言われます。

実際に100名から120名ぐらいの学生が6年間、座学や実習等で同じ仲間で活動いたします。

部活にはもちろん先輩や後輩もいますが同学年の仲間と行動することが多いです。

 

良いものでも悪いものでも噂はすぐに広まります。

 

この「村社会」が地方国立大医学部は特に顕著であると言えると思います。

その理由としてはほとんどの学生が自宅外通学であることにあります。図書館ではもちろんですが買い物に行けば同級生に会い、遊びに行っても誰かに会うということは普通にあります。生活空間が同じですのでこれは致し方ないことですが、人によっては息が詰まるということも考えられます。

 

この村社会に馴染めずに休学している学生も存在いたします。自宅通学でしたら生活空間と学校での生活は違いますので、少しはましではないかと推察しております。