(エタノール生産量)
米エネルギー省が発表した3月24日までのエタノール生産量は前週比1・0%増加の日量105・4万バレルでした。在庫は前週比2・9%増加の2330万バレルでした。
(生産量は高水準ですが、在庫も高水準で相殺され材料にならずです。)


(米国の6~10日予報、4月4~8日)
(気温)コーンベルト全域で平年を上回る
(降水量)西端、東部は平年を上回る、南西部デルタは平年を下回る、他は平年並み
(今までの高温多雨からやや天気図が変わってきました。作付けには適した予報です。)


▼トウモロコシ・大豆
今日のトウモロコシはシカゴが0・75セント高、夜間取引が0・50セント安、為替が111円15銭で05銭の円高で推移しマチマチで終わりました。期先は21630円で80円安で終わりました。今日のシカゴは、エタノール生産量は増加しましたが、在庫の増加で材料にならず、明後日の四半期在庫、作付け面積の大きな発表を前に動きにくく同値圏で推移していましたが小高く終わりました。作付け面積減少に関しては2~4%の幅があります。また、四半期在庫の発表では過去何度も波乱のケースがありますので発表で動き可能性があります。引き続き買い場探しで見て行きたいと思います。


今日の大豆はシカゴが,3セント安、夜間取引が3・50セント安で推移し0~1900円高で終わりました。当限が1900円高、期先は47210円で20円高で終わりました。今日のシカゴは、まだ南米の豊作、作付け面積増加で下げています。


今日のフレートは38ドル55セントで前日比7セント高でした。


川原