創造の一つの方法 | 外科医ライフ

外科医ライフ

ツイッター外科医のちょっとイイ話 Season2
ありがちな外科医ライフを気の向くままにつづってます。

院内カンファランス
(会議)
があった。


自分と専門領域の違う医師と
あるひとつの病気について
ディスカッションをすると


それぞれ興味の対象が
異なって面白い。


内科医であれば
他の疾患を含めた
病気の知識が
好きだし、


外科医は治療に直接
使える知識を好むし


病理医は顕微鏡を
ながめながら
疾患の背景や
学問的興味に
思いをめぐらせる。


久々に違う脳を
使ったというか

自分と分野の違う
ヒトと交われば
色々と刺激を受ける。


今回も
日常の臨床上の
色々なヒントが
芽生えた。



新しいものを
創造したり
ひらめきをもって
取り組むには


こうした
相互に違う分野を
担当するもの同士
が出会い
絡みあうことで
新しいひらめきが
生まれることも
あるのだろう。



例えば
DNAの二重らせん
構造を発見した


ワトソン&クリックらも


女性研究者
ロザリンド・フランクリン
のX線結晶解析という
異質の
研究手法が決定的な
ヒントになったという。


ひるがえって
日本ではまだまだ
隣の研究室の敷居は
高い。


臨床系の教室なら
なおさらだ。


iPS細胞という
体内のあらゆる
細胞に変化(分化)できる
細胞を開発した
京都大の
山中伸弥教授は


国からの助成にて
研究所を設立しているが


いわゆる
研究室間の
相互の交流を
活発化できる
ことを念頭に
置いているという。



知の融合反応。


異質なものが
触れあうときに
生じる
スパーク。


これこそが
真に
新しいものが
生まれる瞬間
だと思う。



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