2022年5月29日。
はいたい、こんばんはー
いつもありがとうございます
さて、今日はさっそく本文にはいりまする〜
とりあえず
仕事を休むほどの体調不良というと、頭が割れるように痛いとか、動くと呼吸が苦しくなるとか、高熱で関節が痛くてたまらないとか…
コロナ前は世間一般の認識もこんな感じだったでしょうか???
もうどんなだったか忘れてるかも…
大抵は、出勤したところで仕事にならないほど体調が悪ければ休む…そんな判断基準でしたよね。
でもすぐ休む訳ではなく、薬を飲んだり午前半休を取って病院に行くなど、なるべく出勤する努力はする…そんな感じだったのでは?
今は感染症かどうかが重要なポイントで、他人にうつす可能性があるならとりあえず休む、という感じなのでしょうか?
コロナ流行後はゆるいバイトしかしていないのでよくわかりませんが
昔は職場で何度も咳をしている人がいても
「出勤してこないで!」
とまでは言えませんでしたよね。
なんとなく、うつったら嫌だなーとは思っても体調不良をおして働いている人を無下にはできない雰囲気でした。
すごく咳をしていてもマスクをしない人もいましたね
その点CAは感染症に対しては就業規則が厳しくて、学校保健安全法で出席の停止が定められている感染症の対応と同様に出勤停止期間が定められていました。
例えばインフルエンザだったら、感染後5日以上経過かつ解熱後2日以上経過するまでフライトはできません。
ただこれ、オフや出勤前に病院で診断されればすんなり休めるんですけどね
泊まりのフライトなんかで、出勤時は元気だったのにステイ先で体調が悪くなるなんてこともあって、そんな時は結構大変なのです
私が働いていた会社は沖縄ベースでしたので、例えばステイ先の東京で体調を崩してもすぐに代わりのCAを派遣できないことがありました。
体調不良の原因がインフルエンザなどの感染症だとはっきりわかれば、もう出勤停止期間が過ぎるまでフライト業務ができないどころか飛行機に乗ることすらできないのでステイ先のホテルにとどまらないといけなくなります
その上代わりのCAを派遣できなければ、お客様の搭乗人数を減らしてCA1名減で運航しなければならなくなるという、会社にもお客様にも大迷惑をかけてしまいます
航空法ではお客様50名に対し最低1名のCAが乗務しなければならないと決まっています。
なので通常4名乗務で180名のお客様がいた場合に1名CAが乗務できなくなるとお客様を30名以上減らさないとダメなのです
そうならないよう、会社はいろんな手段を講じて替えのCAを送り込もうとします。
時には別のフライトのために東京に泊まっていたCAを繰り上げ乗務させて、空きができたフライトにはまた別便のCAを繰り上げて…という対応を、沖縄からCAを送り込める時間になるまで繰り返したりします
もうベースの沖縄以外でフライトを休むなんてことになったら、いろんな人に多大な迷惑をかけることになるので、CAは沖縄出発前にフライトを完遂できるかよくよく考えなければいけません。
でもやはり新人の頃はなかなか仕事を休むと言い出せなくて…ということも時々ありました。
そういう時、フライトのCA責任者のキャビンリーダーが後輩の様子がおかしいことに早めに気づいて早めに会社に連絡する、なんて配慮も必要でした。
私自身は、感染症にはあまりかからなかったので、どうしてもフライトを降りなければならなくなるようなことはなかったのですが、インフルエンザとか、あと食あたりなんて本当に急に体調が悪くなりますからね
一度乗務を始めてからどうしてもフライトできないという状態になる人も、1カ月に2名くらいのペースでいましたね
こういう体調の急変は致し方ないことで、新人さんも徐々に判断ミスをしなくなるのですが。
私が知っている中には
『え、判断ミスじゃなくて故意じゃない?』
と思った体調不良CAもいました
たまひよこ