2020年7月29日。

昨日の記事を読み返して思ったのですが、モラハラとかパワハラする人って、男女問わず知り合って間もない他人を『呼び捨て』にしますよねむっ

 

いや、関係性にもよりますし、学生時代は『呼び捨て』普通だし、それでモラハラ・パワハラする人って決めつけるわけではないんですが、社会人になってから会った人の中で、あまりにも早い段階で『呼び捨て』にしてくる人って、やっぱり高圧的な人が多かったな、と思うのですよ。

 

大人相手に、会ってすぐ名前を呼び捨てられる人って、自覚はなくてもどこか上から目線なんだと思う・・・って偏見かな?あせる

有名人相手とか帰国子女とか、自分で自分の名前を呼び捨てにしている人に対してとか、そういった例外はたくさんあると思うのですが

 

とにかく、私は会ったその日に『呼び捨て』にしてくる人はめっちゃ警戒します真顔

でも、若い時はわかんなかったんだよなぁ~汗

 

 

ではでは

前回の記事の続きです→→→

 

車のカギを開けると、なぜか後部座席に座ると言います。

ちなみに、昔の車はボタンひとつで全ドアが開くシステムではないので、わざわざ後部座席のカギを開けなくてはいけませんえー?

 

私がいぶかしんでいるとY氏は

「俺、体がでかいから・・・」

とブツブツつぶやき、後ろのシートに浅く腰掛け上体を斜めにして姿勢を低くします。

 

さっきまでの上機嫌の酔っ払い状態とは打って変わって、なんだか何かに怯えているような様子のY氏を見て、

『やっぱり今日のYさんは何か変だな・・・』

と思いました。

 

 

ですが私の疲れもMAX、もう後ろに座ろうが何でもいいや、と思ってY氏の家へ向かいました。

 

まだ沖縄の道も、Y氏の家の場所もほとんどわからなかったので、Y氏に聞きながらの運転でしたが、Y氏の家に近づくにつれ後ろでどんどん姿勢を低くしていき、ほとんど寝そべるような恰好になっていきます。

 

「どうしたんですか?気分悪いんですか?」

と聞くと

 

「あのなぁ、おまえはまだわからないかもだけど、うちの会社で噂になったりでもしたら大変なんだぞ。しかも沖縄は狭いから、どこで知り合いが見てるかもわからない。別に〇〇(←私のあだ名)がどうこうってわけじゃないけど、誰にも見つからないほうがいいんだよ」

 

と言って、周りを上目づかいで確認してから、

「あ、この辺でいい」

と家の近くらしき空き地で車を止めるように言いました。

 

「別に変な意味じゃないけどさ、2人で会ってるとかはあまり周りに言うなよ。噂になったら面倒だからな。じゃぁ気をつけて帰れよ。ごめんな、じゃぁな。」

 

とY氏は一方的に話して、車から降りると一度もこちらを見ず、さぁーっと離れていきました。

 

 

なんやねんイラッ

 

 

自分から誘っといて、帰る時は「噂になるのは困る」みたいなこと言い出して

 

 

ほんまなんやねんムキーッ

 

 

そう思いましたが、疲れてるし眠いし、Y氏への気持ちはすっかり冷めていたので、なんだかもうどうでもいいやって気分になって家に帰りました。

 

 

それからしばらく、Y氏からの連絡はありませんでした。

 

家まで来たのに帰らされて怒っているのかなぁとか、プライドが傷ついたのかなぁとか、少し気にはなりましたが、私も「おまえと噂になりたくない」というようなことを言われ腹が立っていたので、こちらから連絡を取る気にもなりませんでした。

 

 

連絡がこなくなって10日くらいたった頃、フライトを終え帰り支度をしていると、突然ある先輩に声をかけられました。

 

その先輩は、少し前の記事に登場したタカミさん。→→→その時の記事


のちに仲良くなりますが、その頃はちょっと怖い先輩で、あまり話をしたこともない存在でした。

 

「ねぇ、突然で悪いけどさ、たまさんってYさんとどういう関係?」

 

タカミさんは私の目をじっと見つめながら、いきなり聞いてきました。

 

な、なんでタカミさんが?

なんで突然??

 

内心かなり動揺しましたが、女性同士のトラブルを避けるには『勘の鈍い子』を装うのが一番良い!という持論があったので(笑)、とりあえず

 

「Yさん?YさんってコパイのYさんですか?どういう関係ってどういう意味ですか?」

 

と、質問に質問返しという、今ならタカミさんにめっちゃ怒られそうなイヒあせる返事をしてみました。

 

「なんかさ、2人でよく出かけたりしてるの?付き合っているの?」

 

タカミさんは私の顔を覗き込むようにしながら直球で聞いてきます。

 

「あ~、ご飯は連れていっていただいたことはあります。沖縄のことをまだわからないだろうからって気を遣ってくださって…」

 

タカミさんの圧にタジタジになりながらも、Y氏への敬語を多用して、あくまでも

『Y氏とはそんなに親しくはないです』

アピールです。

 

「あら、そうなの。良かった~。たまさんは

Yさんとハナが付き合ってるの知ってる?」

 

と、タカミさんは『ハナさん』という、タカミさんの同期のCAの名前を出してきました。

 

 

・・・なんですと?

Yさんとハナさんが付き合ってる?

初耳なんですけど滝汗

 

 

 

すみません、続きます→→→




たまひよこヒヨコ

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