さてさて、午後からはヨシムラサイクロンの取り付けです。
説明書がとても分かりやすいので、わざわざここで説明するほどではないかと思いながら・・・
説明書ではセンタースタンドを外して作業するよう書かれてますが、
私はセンタースタンドを立てたまま作業しました。
①タンデムステップを外しタンデムブラケットステーを取り付けます。
②タンデブラケットステーに先ほど外したタンデムステップを付属のボルトで取り付けます。
※この時点でタンデムステップを取り付けていた純正の２本のボルトは余ります。
組付け完了後、なぜ２本ボルトが余ったか悩んでましたが、この記事を書いていて解決しました（笑）
③マフラースプリングロングにインナーチューブを入れます。
④エキパイ№１と№２、№３と№４を連結し、集合部に取り付け、マフラースプリングロングで固定
４本のエキパイそれぞれに番号が表記されているので判りやすいです。
こんな感じで連結
この連結部のバイパスが高回転域の出力アップと伸びやかなパワーフィールを可能にするそうです。
次に集合部にエキパイを連結
集合部にはシールで番号が表示されてます。
（連結後剥がし忘れないように）
スプリングを取り付ける（引っ張る）工具は付属してます。
連結完了！
シールを剥がしてシリコンオフで脱脂
（油分やシールが残っていると焼き付いて悲惨な結果になるので注意）
⑤エンジン側の排気ポートのガスケットを新品に交換し、エキパイを取り付けます。
貼り付いた古いガスケットを剥がすのには精密ドライバーのマイナスを使用しました
（排気ポート傷つけないよう注意）
新品ガスケットは、キタコのＥＸガスケットＸＫ－０９を使用しました。
液体ガスケットを接着剤代わりに使用
ガスケットに塗って排気ポートに貼り付けます。
４つの排気ポートにガスケットを取り付けたら、いよいよエキパイ取り付け。
（手曲げほどではありませんが、なかなか良い感じのカーブです。
マフラー取り外しの記事でも書きましたが、長めのソケットレンチとハンドルがあると便利です。
⑥集合部にテールパイプを取り付けマフラースプリングロングで固定。
センタースタンド付けたままなので接触してキズがつかないよう慎重に取り付けました。
⑦サブサイレンサーをテールパイプの連結管に取り付け、純正マフラーのチャンバーを固定するブラケットに固定。
これがDuplex Shooterと呼ばれるサブサイレンサーでこの部品にも排気口があります。（四角い突起部分）、
”テストを重ねてたどり着いた構造とエキゾーストアウトレットは排気効率の適正化を図り、
性能と音量の最適化に貢献しています”とヨシムラのブログに書かれてました。
こんな感じで純正のボルトと付属のナットで固定。
マフラースプリングフローティングで連結します。
これがマフラースプリングフローティング。
（こんなパーツにもヨシムラ印が）
こんな感じで連結
⑧サイレンサーをテールパイプに取り付けマフラースプリングフローティングで連結
⑨サイレンサーバンドでサイレンサーを固定
心配していたセンタースタンドとのクリアランスは十分にありそうです。
どちらかというとバックステップがギリギリかな。
⑩外していたＯ２センサーを取り付けます。
取り付け後コードに負担がかからないよう取り付け前に左回り（反時計回り）に数回捻じっておくと良いです。
⑪最後に全体の増し締めとマフラー全体の脱脂を行います。
という事で装着完了♪
全体写真です。
（マフラー焼き色着く前の貴重な写真）
右側
左側
正面
（この角度ではマフラー見えない・・・）
後
斜め後
斜め前
で、エンジンをかけちょっとバイクから離れた数分の間に、アイドリングで焼き色が着きました。
（色が着く所、動画に撮りたかったです）
近くの丘までテスト走行
音は野太く心地よい低音がお腹に響きます。
フケがよくなり、エンジンブレーキをかけた時のショックが少なくなりました。
軽量化でカーブも軽快です。
短時間でも体感できました。
なによりチタンブルーが美しい。
このマフラーは焼き色無しのマフラーですが、ファイアースペックという２万円高のタイプは
もっと鮮やかな焼き色が最初からつけられてます。
なかなか良いマフラーだと思います。
なんか高級感がましました。
